執筆者:水口貴博

存在感のある人になる30の方法

  • 存在感を出すだけで、
    かっこよくなれる。
存在感のある人になる30の方法

存在感を出すだけで、かっこよくなれる。

世の中でかっこいいと言われる人には、共通点があります。
存在感があることです。
これはどのジャンルにも、どんな国にも、物でも、会社でも言えることです。

本当の存在感は、物ではなく、心。

本当の存在感とは、物より、心です。
モテる人になるためには、かっこいい服を着ればいいと、考えがちです。
たしかにそのとおりです。

大きく見せるのではなく、小さく見せると、存在感が出る。

大きく見せて、自分の存在感を出そうとすることは、新人のやることです。
テレビに出てくる新人のお笑い芸人は、少しでも目立とうとしゃべりに話します。
新人のころは、何とかして前に出ていかないといけませんから、自分の存在感を出すために必要なことです。

また聞きでは、説得力が出てこない。
説得力は、自分の体験から生まれてくる。

存在感を出すためには、また聞きの話をするのではなく、自分の体験を話すことが大切です。
また聞きの話では、途中で話が行き詰まります。
Aさん「A君は、この前アメリカに旅行に行ってきたんだって」。

「俺がやった」と言ってしまうと、存在感が空回りする。

存在感を出そうとする人は、決まって「俺がやった」と言って、威張ります。
威張りすぎてしまうと、存在感が空回りしてしまいます。
自分がやったことを自分でアピールしてしまうと、存在感が半減してしまいます。

存在感には、2種類ある。
よい存在感と悪い存在感。

存在感には、2種類あります。
よい存在感と悪い存在感です。
存在感を求めるならば、ここをしっかり見極めておく必要があります。

背筋をぴんと伸ばすと、見た目も心も引き締まる。

存在感は、背筋からもにじみ出てきます。
背筋がぴんと伸びているだけで、モデルのようです。
つまり「姿勢がよい」ということです。

我慢をすると、個性が出ない。
素直になれば、個性が出てくる。

存在感を出すために、我慢はしないことです。
我慢をすればするほど、素直さがなくなり、本当の自分を出せなくなります。
「我慢をしない」とは、言い換えれば「素直さ」のことです。

曖昧な表現では忘れられる。
はっきりした表現だと存在感が出る。

日本在住のアメリカ人の話を聞いていると、日本人は曖昧な表現が多くていらいらしてしまうと言います。
「~するんじゃない?」
「~かもしれない……」

「みんながやっているから」は卒業。
「私がやりたいから」を大切にする。

大人と子どもの大きな違いに「自分の価値観を持っているかどうか」があげられます。
あなたは自分の価値観を持っていますか。
自分の価値観で行動していますか。

話をするより、話を聞こう。

人は誰でも「自分のことを理解してほしい」という欲求があります。
特におしゃべりな人は、その気持ちが出ています。
「自分のことを理解してほしい、もっと話を聞いてほしい。認めてほしい」という気持ちから、どんどん話してしまうのです。

大声を出すと、存在感より迷惑をき散らしてしまうことになる。

存在感を出すうえでやってはいけないことなのに、皆さんがやりがちになっていることがあります。
大声です。
存在感を出すことが下手な人は、大声を出してアピールしようとします。

失敗すると笑う人に、存在感が漂う。

大事な場面で失敗をしてしまい、落ち込むことがあります。
当然のことながら、普通はとても落ち込んでしまうものです。
しかし、こんなときにこそ笑っている人には、強さを感じます。

コンプレックスこそ、大きな存在感を生み出す武器になる。

私には、コンプレックスがあります。
私には何でもかんでも気にしすぎてしまうという欠点があります。
いわゆる「気にしすぎ」というやつです。

上手な人より下手な人のほうが、人気者になれる。

存在感を出すために、上手にうまくこなすだけが手段ではありません。
思いきり下手な人でも、下手は存在感を出すことができる武器になるのです。
たとえばカラオケでも、ときどき天才的な音痴の人がいます。

「魚は水がなくなると死ぬが、人は礼儀がなくなると死ぬ」。

存在感の出し方を間違えている人がいます。
「存在感を出すには、偉そうにすればいい」と思っている人です。
存在感を出すとは、偉そうにすることではありません。

「忙しい」を禁句にするだけで、存在感をアピールできる。

「忙しい、忙しい」が口癖になっている人がいます。
「自分はそんなに暇じゃない。それだけ必要とされているんだ。それだけすごい人間なんだ」
と思っているのでは、まだまだ小粒です。

「たまに」が、怖い。

今、メジャーリーグで大活躍している松井秀樹さんは、いまや日本国内だけでなく、世界的にも有名な野球選手になっています。
松井選手の強さは、力強いホームランにあります。
読売巨人軍にいたころから、力強いホームランを打っていました。

何でも「Yes」と答えない。
嫌なことは「No」と答えてもいい。

日本人の相手を傷つけたくないという風習から「No」と言えない人がいます。
日本人は、何でもかんでも「Yes」とばかり答えてしまう民族と思われています。
何でもかんでも「Yes」とばかり答えていると、たしかにいい人だとは思われますが、存在感はありません。

「余裕」という「空白」が、存在感を出す。

存在感は「余裕」から出てきます。
余裕を持っている人は、一見何もしていませんが、逆に強さを醸し出しています。
特に学校のテスト直前には、存在感のある人とない人の光景を目にできます。

異性の要素を取り入れると、魅力が向上する。

異性の要素を取り入れてみませんか。
男性なら、女性らしい雰囲気を含みます。
女性なら、男性らしい雰囲気を含みます。

表情には、言葉以上に感動を伝える力がある。

存在感は、豊かな表情から生まれます。
表情が豊かな人は、それだけで存在感があります。
私がアメリカに留学していたときに感じたことは、アメリカ人は表情が豊かだなと思ったことです。

理解のある人は、存在感がある。

自分の両親には、大きな存在感があります。
生まれて一番にお世話になっているからでもあり、自分のことを最も理解しているからでもあります。
理解のある親には、大きな存在感があるのです。

存在感を出すためには「不言実行」を心がける。

日本のことわざに「不言実行」という言葉があります。
「不言実行」とは「口では何も言わないが、行動はしっかりしている」という意味です。
その人の本当の考えや気持ちは、口からではなく、行動からわかるということです。

誤解されても、必要以上に説明しない。

誤解されたときに必要以上に説明していると、言い訳に聞こえます。
たとえ本当のことでも、必要以上というのは、それだけで説得力をなくしてしまうのです。
説得力をつけるために、必要以上は避けることです。

出会いがあるから、行動するのではない。
行動するから、出会いがあるのだ。

新しい出会いを求めるなら、行動するに尽きます。
出会いは、行動から始まります。
出会いがあってから、初めて行動するのではありません。

「かっこいいね」と言う人が、かっこいい。

「かっこいいね」と言う人は、かっこいいです。
普通は自分が「かっこいいね」と言われたいと思います。
しかし、自分より他人のことを「かっこいい」と言える人は、相手を明るくさせる「サービス精神」を持った人なのです。

本当に優しい人は、困っている人に対して、見て見ぬふりをしない。

本当に優しい人は、自分で自分のことを優しいとは言いません。
本当に優しい人は、困っている人を助けるときにわかります。
「私は優しいんですよ」と自分で言っている人は、たいてい困っている人を見ても、見ているだけです。

朝から元気な人には、存在感がある。

朝のニュースほど、必ず元気な顔のアナウンサーが登場しています。
昼や夕方は、落ち着いた表情のアナウンサーが出ていることに対して、朝は明るい表情が持ち味のアナウンサーがよく見られます。
いつも目がぱっちり開いていて、元気があふれている人です。

とにかく一生懸命な人に、存在感を抱いてしまう。

どんな分野でも一生懸命になっている人には、ひときわ輝く存在感があります。
どんな分野でもかまいません。
存在感を手に入れたいと思うとき、自分の行っていることに本当に一生懸命になっているのか、振り返って見ることが大切です。

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