執筆者:水口貴博

紳士になる30の方法

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見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。

見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。 | 紳士になる30の方法

道端を歩いていて、前を歩いている人が、ハンカチを落としました。

誰にでも一度はある経験ですね。

あなたはハンカチを拾って、相手に落としたことを知らせようとします。

さて、そんなときあなたなら、見ず知らずの人をどう呼び止め、振り向かせますか。

マナーの悪い中年男性は、いきなり相手の体に触れようとします。

相手が若い女性なら「これを機会に触ってやろう」と、なぜかやましいことを考えるのです。

そこでいやらしさが見え隠れしています。

親切な人のふりをして女性に触ろうとするのは、マナーがよいふうに見え、実はマナー違反です。

仲のいい友人同士なら、ボディータッチはわかります。

しかし、見ず知らずの人に対して、いきなりボディータッチは抵抗が強すぎます。

相手が女性なら、セクハラにさえなりかねません。

こういうとき、紳士なら「ハンカチを落としましたよ」と話しかけます。

何のことはない、これだけでいいのです。

呼び止められた相手には、受け入れられやすく、抵抗もありませんね。

人を呼び止めるときに、いきなり体に触れるのはできるだけ控えるようにしましょう。

紳士になる方法(26)
  • 触るのではなく、話しかけて、呼び止める。
ハンカチで手を拭きながら、トイレから出るのをやめる。

紳士になる30の方法

  1. 「マナーが悪い!」と言われないために、品性を身につけよう。
  2. 年を取ると、自然と話が長くなる。
  3. 威張ることを、アピールだと勘違いしない。
  4. マナーの悪い人は「飲みに行こう」としつこく誘う。
  5. しつこくプライバシーを聞かない。
    アドバイスを勝手に話し始めない。
  6. マナーのいい紳士は、静かにユーモアを口にする。
  7. もう一軒、しつこく誘わない。
  8. 自分の趣味に無理やり勧誘しない。
  9. 口の中に食べ物を入れたまま話すのをやめる。
  10. すすっていいものといけないものを区別する。
  11. 考え方は、表情に表れる。
  12. マナーの悪い中年男性は、自分が悪いとわかっていても謝らない。
  13. 人の話を聞かず、自分の話ばかりをしない。
  14. マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。
  15. 相手より先に挨拶を心がける。
  16. マナーの悪い中年男性は、自分は紹介されたがるが、人は紹介しない。
  17. マナーの悪い中年男性は、タバコの我慢ができない。
  18. 自慢と説教はできるだけ控える。
  19. お箸やタバコで指さすのは、マナー違反。
  20. 肘をついて、背中を丸めて食べない。
  21. おしぼりで顔やメガネまで拭かない。
  22. お茶は飲み物。
    口をゆすぐものではない。
  23. 「ちょっと」「お姉ちゃん」という乱暴な呼び方をやめる。
  24. お金を払って、なお腰の低い人がかっこいい。
  25. そっと近づかない。
    後ろからじろじろのぞかない。
  26. 見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。
  27. ハンカチで手を拭きながら、トイレから出るのをやめる。
  28. 人前でベルトを締め直さない。
  29. マナーの悪い中年男性は、トイレの蓋を上げたまま出てくる。
  30. 品のなさは誰も教えてくれない。
    自分で見つけ、身につけよう。

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