威張る態度は、足に表れます。
まず座ったときの足です。
マナーの悪い中年男性は、座ったときに大股になっています。
中には、これでもかというくらい、足を広げて座っている人までいます。
威張ることがかっこいいと勘違いしているため、足も広げがちになってしまうのです。
正面にいる人は、目も当てられない状態ですね。
正面に座っている人には、足の状態は丸見えです。
大変だらしない格好になって座っている姿から「この人は、威張る人なんだ。こんな程度の人間なんだ」と品位を低く評価されます。
歩くときも同じです。
威張っている考えが根底にあると、自然とがにまたで歩いてしまいます。
足の状態で人の中身が見えてしまうのですから、怖いことです。
足元は特に人の品性が表れる部分なのです。
しかし、誤解しないでほしいことは、すべての中年男性が足を広げているわけではありません。
中にはきちんと足を閉じて座っている人もいます。
きちんと、足を正面に向けて歩いている人もいます。
そういう人を見ていると、しっかり品性が足元まで行き届いているなと感心してしまいます。
品性をしっかり持ち、目立たない足元まできちんと神経が行き届いている素晴らしい人なのです。