執筆者:水口貴博

紳士になる30の方法

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マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。

マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。 | 紳士になる30の方法

威張る態度は、足に表れます。

まず座ったときの足です。

マナーの悪い中年男性は、座ったときに大股になっています。

中には、これでもかというくらい、足を広げて座っている人までいます。

威張ることがかっこいいと勘違いしているため、足も広げがちになってしまうのです。

正面にいる人は、目も当てられない状態ですね。

正面に座っている人には、足の状態は丸見えです。

大変だらしない格好になって座っている姿から「この人は、威張る人なんだ。こんな程度の人間なんだ」と品位を低く評価されます。

歩くときも同じです。

威張っている考えが根底にあると、自然とがにまたで歩いてしまいます。

足の状態で人の中身が見えてしまうのですから、怖いことです。

足元は特に人の品性が表れる部分なのです。

しかし、誤解しないでほしいことは、すべての中年男性が足を広げているわけではありません。

中にはきちんと足を閉じて座っている人もいます。

きちんと、足を正面に向けて歩いている人もいます。

そういう人を見ていると、しっかり品性が足元まで行き届いているなと感心してしまいます。

品性をしっかり持ち、目立たない足元まできちんと神経が行き届いている素晴らしい人なのです。

紳士になる方法(14)
  • 足を閉じて、座る。
相手より先に挨拶を心がける。

紳士になる30の方法

  1. 「マナーが悪い!」と言われないために、品性を身につけよう。
  2. 年を取ると、自然と話が長くなる。
  3. 威張ることを、アピールだと勘違いしない。
  4. マナーの悪い人は「飲みに行こう」としつこく誘う。
  5. しつこくプライバシーを聞かない。
    アドバイスを勝手に話し始めない。
  6. マナーのいい紳士は、静かにユーモアを口にする。
  7. もう一軒、しつこく誘わない。
  8. 自分の趣味に無理やり勧誘しない。
  9. 口の中に食べ物を入れたまま話すのをやめる。
  10. すすっていいものといけないものを区別する。
  11. 考え方は、表情に表れる。
  12. マナーの悪い中年男性は、自分が悪いとわかっていても謝らない。
  13. 人の話を聞かず、自分の話ばかりをしない。
  14. マナーの悪い中年男性は、足を広げて座る。
  15. 相手より先に挨拶を心がける。
  16. マナーの悪い中年男性は、自分は紹介されたがるが、人は紹介しない。
  17. マナーの悪い中年男性は、タバコの我慢ができない。
  18. 自慢と説教はできるだけ控える。
  19. お箸やタバコで指さすのは、マナー違反。
  20. 肘をついて、背中を丸めて食べない。
  21. おしぼりで顔やメガネまで拭かない。
  22. お茶は飲み物。
    口をゆすぐものではない。
  23. 「ちょっと」「お姉ちゃん」という乱暴な呼び方をやめる。
  24. お金を払って、なお腰の低い人がかっこいい。
  25. そっと近づかない。
    後ろからじろじろのぞかない。
  26. 見ず知らずの人を呼び止めようと、いきなり体に触らない。
  27. ハンカチで手を拭きながら、トイレから出るのをやめる。
  28. 人前でベルトを締め直さない。
  29. マナーの悪い中年男性は、トイレの蓋を上げたまま出てくる。
  30. 品のなさは誰も教えてくれない。
    自分で見つけ、身につけよう。

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