執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

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キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。

キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。 | スキンケアに必要な30の美容知識

自宅で手軽にできる、野菜を使ったパックがあります。

有名なのは、キュウリを使ったパックです。

キュウリは、主成分の90パーセント以上が水分です。

肌に吸着するので、成分が肌の奥まで浸透します。

日焼けやにきびによる炎症を抑える作用があるのです。

ただし、キュウリでパックをするときは、注意したいことがあります。

キュウリは「ソラレン」という物質です。

「ソラレン」には、紫外線の感受性を高める作用があります。

キュウリパックをした後紫外線に当たると、しみができやすくなるのです。

「じゃあ、キュウリパックは肌に悪いの?」

いえ、一概にそうとも言い切れません。

デメリットはあるものの、使い方によっては、やはり有効です。

キュウリを使ったパックは、タイミングに注意しましょう。

幸いなことに、ソラレンは、代謝が早い特徴があります。

紫外線が当たりやすい昼間は避け、夜にすればいいのです。

夜にキュウリパックをすれば、紫外線に当たることはありません。

朝には、ソラレンの作用が消えています。

デメリットがあるのは事実ですが、使い方さえ間違えれば、怖いことではないのです。

スキンケアに必要な美容知識(20)
  • キュウリを使ったパックをするなら、夜にする。
昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。

スキンケアに必要な30の美容知識

  1. まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。
  2. クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。
  3. 化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。
  4. 乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。
  5. いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。
  6. 乾燥対策とは、水分を与えることではない。
    保湿成分を与えること。
  7. コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。
  8. 化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。
  9. 本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。
  10. 肌質は、生活習慣によって、変えることができる。
  11. しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。
  12. しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。
  13. 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。
  14. 濡れた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。
  15. 濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。
  16. 喉の渇きは、体から発する悲鳴である。
  17. 鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。
  18. 寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。
  19. 睡眠不足は、犯罪です。
  20. キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。
  21. 昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。
  22. 原因は必ずしも、1つとは限らない。
  23. ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。
  24. 無駄毛の上手な除毛手順。
  25. 荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。
  26. ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。
  27. 眠くて目をこすると、茶色のくまができる。
  28. 顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。
  29. 就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。
  30. どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

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