執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

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荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。

荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。 | スキンケアに必要な30の美容知識

唇は、皮膚が薄い部分です。

皮脂腺もありません。

体の中で、最もデリケートな部分です。

油断するとすぐ乾燥して、ぼろぼろに荒れます。

乾燥の季節には、唇がかさついたり皮がめくれたりします。

唇が荒れてまず思い浮かべるのは、リップクリームではないでしょうか。

もちろんリップクリームでもいいのですが、あくまで保湿に使うものです。

すでに荒れてしまった唇に本当に必要なのは、回復を促したり痛みを和らげたりする集中ケアです。

それが「唇パック」です。

パックといえば、顔にするものという印象がありますが、顔だけとは限りません。

唇にも、パックができます。

用意するのは「蜂蜜」と「食品包装用の薄いフィルム」だけです。

まず、蜂蜜をたっぷり唇につけましょう。

その上からラップで覆い、10分くらい、そのままにしておきましょう。

蜂蜜は、天然の保湿クリームです。

蜂蜜には、肌荒れを整えるビタミンB群やナイアシンが含まれているため、荒れた唇の回復によく効くのです。

蜂蜜の甘い味わいがあるおかげで、唇からの出血があっても、痛みが和らぎます。

もちろん蜂蜜が甘いからと言って、なめてはいけません。

10分後にラップをがせば、唇がふっくらしています。

不思議なことに、ひび割れの痛みが和らいでいることに気づくことでしょう。

顔にパックをするタイミングで、一緒にすると、時間も手間も有効に使えます。

荒れた唇対策の知恵として、ぜひ参考にしてみましょう。

スキンケアに必要な美容知識(25)
  • 荒れた唇には、蜂蜜を塗ってラップで覆い、集中ケアする。
ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。

スキンケアに必要な30の美容知識

  1. まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。
  2. クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。
  3. 化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。
  4. 乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。
  5. いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。
  6. 乾燥対策とは、水分を与えることではない。
    保湿成分を与えること。
  7. コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。
  8. 化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。
  9. 本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。
  10. 肌質は、生活習慣によって、変えることができる。
  11. しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。
  12. しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。
  13. 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。
  14. 濡れた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。
  15. 濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。
  16. 喉の渇きは、体から発する悲鳴である。
  17. 鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。
  18. 寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。
  19. 睡眠不足は、犯罪です。
  20. キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。
  21. 昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。
  22. 原因は必ずしも、1つとは限らない。
  23. ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。
  24. 無駄毛の上手な除毛手順。
  25. 荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。
  26. ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。
  27. 眠くて目をこすると、茶色のくまができる。
  28. 顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。
  29. 就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。
  30. どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

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