執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

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れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。

濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。 | スキンケアに必要な30の美容知識

美容院で髪を切ってもらうとき、腕のいい美容師には、ある特徴があります。

髪を乾かすときです。

髪を大切に思っているなら、必ずドライヤーで乾かしてから、くしで髪をとかしているはずです。

もし気にしたことがなければ、今度、美容室でチェックしてみましょう。

「髪が濡れているときにくしでとかしたほうが、きれいにできるのにな」

そう思ったことはありませんか。

さりげない瞬間ですが、大切な意味が込められています。

たとえば、お風呂から上がって、髪をとかすとき、タイミングが大切です。

濡れたままの髪のほうが、くしの通りがよくて、髪をとかしやすいと感じます。

しかし、くしの通りがよいとはいえ、濡れたままの髪をくしでとかすのはよくありません。

髪が濡れている間は、キューティクルが開いたままであり、刺激に弱い状態です。

濡れている髪を、無理にくしでとかそうとすると、傷めやすくなります。

髪が悲鳴を上げて、泣いています。

髪がぱさぱさだから、髪が濡れているときに、くしでとかすのではありません。

髪が濡れているときに、くしでとかすから、ぱさついた髪になるのです。

くしとの摩擦で髪のキューティクルが傷みやすくなり、水分やタンパク質が失われてしまうのです。

お風呂上りで髪が濡れているときは、ドライヤーなどで乾かしてから、くしでとかすようにしましょう。

そのほうが、髪の健康が維持できます。

髪のことを大切にしようとする美容師ほど、必ず髪が乾いてからくしを使っているはずです。

美容師がわざわざドライヤーで乾かしてから、髪をくしでとかすのは、髪を大切にしようとする意味が込められているのです。

スキンケアに必要な美容知識(15)
  • 髪をとかすときは、髪が乾いてからにする。
喉の渇きは、体から発する悲鳴である。

スキンケアに必要な30の美容知識

  1. まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。
  2. クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。
  3. 化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。
  4. 乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。
  5. いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。
  6. 乾燥対策とは、水分を与えることではない。
    保湿成分を与えること。
  7. コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。
  8. 化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。
  9. 本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。
  10. 肌質は、生活習慣によって、変えることができる。
  11. しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。
  12. しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。
  13. 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。
  14. 濡れた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。
  15. 濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。
  16. 喉の渇きは、体から発する悲鳴である。
  17. 鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。
  18. 寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。
  19. 睡眠不足は、犯罪です。
  20. キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。
  21. 昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。
  22. 原因は必ずしも、1つとは限らない。
  23. ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。
  24. 無駄毛の上手な除毛手順。
  25. 荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。
  26. ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。
  27. 眠くて目をこすると、茶色のくまができる。
  28. 顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。
  29. 就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。
  30. どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

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