執筆者:水口貴博

スキンケアに必要な30の美容知識

21

昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。

昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。 | スキンケアに必要な30の美容知識

相性のいい化粧品に恵まれ、肌の調子がよい日々が続いていました。

自分の肌に合った化粧品があるのは、素晴らしいことです。

そんな平穏な日々に、異変が起こります。

ある日から突然、急に肌のトラブルに悩まされ始めるのです。

まず考えられるトラブルは、大人のにきびです。

ストレスが増えたり生活環境が変わったりなど、それなりの心当たりがあれば、対処のしようがあります。

しかし、です。

不思議なことに、昔と何も変わったことをしていない。

睡眠時間も、食事内容も、ストレスも問題なし。

変わったことをしていないのに、急にトラブルが発生することがあるのです。

心当たりがあるならわかりますが、何も変わったことをしていないにもかかわらず、急に肌が荒れ始めるのは、不自然です。

一生懸命に原因を探そうとしますが、意外なものが、原因である可能性があります。

昔から愛用している化粧品です。

昔から愛用している化粧品でも、ある日から、肌に合わなくなることがあります。

化粧品が変わったのではなく、自分の肌が変化したからです。

肌は、年々、変化しています。

出会ったころは相性がよくても、年を重ねるにつれて、肌質が変化します。

その結果、肌と化粧品の相性が合わなくなり、肌のトラブルが発生することがあるのです。

昔から愛用している実績があるからとはいえ、100パーセント安心できるとは限りません。

使用期間が長い化粧品ほど愛着が深く、手放しにくいことでしょう。

しかし、執着していると、さらなる肌トラブルという悲劇を生むばかりです。

肌質が変わったなと思えば、その事実を認めることが大切です。

変わった肌に合わせて、化粧品を選び直しましょう。

昔から愛用している化粧品でも手放す勇気が、あなたの美を維持するのです。

スキンケアに必要な美容知識(21)
  • 年々変化していく肌と化粧品との相性を、再確認する。
原因は必ずしも、1つとは限らない。

スキンケアに必要な30の美容知識

  1. まず身につけるべきは、化粧品より、美容知識。
  2. クレンジングで心がけたい、美の3ステップ。
  3. 化粧水をつけて、すぐ乳液を塗らない。
  4. 乳液のべたつきが苦手な人は、オリーブオイルやホホバオイルがおすすめ。
  5. いい香りがするアロマオイルは、化粧品に含ませてもいいのか。
  6. 乾燥対策とは、水分を与えることではない。
    保湿成分を与えること。
  7. コラーゲンを塗っても、肌のコラーゲンにはならない。
  8. 化粧品に含まれるコラーゲンやヒアルロン酸のよくある誤解。
  9. 本当のセラミドを使った化粧品の見分け方。
  10. 肌質は、生活習慣によって、変えることができる。
  11. しわができる本当の原因は、乾燥ではなく、コラーゲンの損傷。
  12. しわ対策は「コラーゲン配合」より「レチノール配合」のほうが、効果的。
  13. 「表皮のしわ」と「真皮のしわ」の違いと対策。
  14. 濡れた髪を自然乾燥させるのは、髪を傷めるもの。
  15. 濡れた髪をくしでとかすから、髪がぱさぱさになる。
  16. 喉の渇きは、体から発する悲鳴である。
  17. 鼻の黒ずみを取るパックにまつわる、私の失敗談。
  18. 寝る時間を削ってまで、半身浴をする必要はない。
  19. 睡眠不足は、犯罪です。
  20. キュウリを使ったパックは、タイミングに気をつける。
  21. 昔から愛用している化粧品でも、ある日、牙をむくことがある。
  22. 原因は必ずしも、1つとは限らない。
  23. ビタミンの効果は、毎年リニューアルされるものではない。
  24. 無駄毛の上手な除毛手順。
  25. 荒れた唇には、蜂蜜とラップを使ったパックが効く。
  26. ノーメイクや薄化粧の人でも、最低限の紫外線対策は必要。
  27. 眠くて目をこすると、茶色のくまができる。
  28. 顔面マッサージのしすぎは、かえって顔のたるみを進行させる。
  29. 就寝がずれるとしても、できるだけ1時間以内に抑える。
  30. どうしても自分で解決できない悩みは、美容皮膚科に頼る選択肢もある。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION