アロマセラピーは、香りによって、優しく癒してくれる力があります。
自宅でアロマセラピーを楽しんでいる人も、多いのではないでしょうか。
「お気に入りの香りをもっと楽しみたい」と思うとき、名案を思いつきます。
化粧水に混ぜればいいのではないかと、ひらめくのです。
たとえば、アロマオイルを化粧水に混ぜれば、化粧品にお気に入りの香りを、簡単に加えることができます。
化粧水や乳液などは顔につけるので、アロマの香りを楽しみやすくなるのではないかと思います。
基本的に、アロマオイルは、肌に直接つけることができます。
しかし、つけることはできるものの、おすすめはしません。
アロマオイルが化粧品に混ざることで、化粧品の寿命を縮めたり、備わっている機能が失われたりすることがあるからです。
特に「レモン」と「グレープフルーツ」のアロマオイルには、要注意です。
精油の中に含まれる「ベルガプテン」という成分には、紫外線の感受性を高める作用があります。
レモンやグレープフルーツのアロマオイルを顔につけて日光に当たると、肌のトラブルの原因になることがあります。
炎症を起こしたり、しみができやすくなったりです。
安全面や美容面を考慮して、原則としてアロマオイルは、化粧水に入れるのは控えたほうが無難です。
アロマを楽しむときは、アロマポットなどを利用しましょう。
ただし、アロマセラピーの専門店では、アロマオイルを顔に使うこともあります。
専門的な資格を有した人の監督のもと、リラックスや病気の治療などの目的で行う分には、問題ありません。