身につけている服の素材によって、背中のにきびの改善を妨げることがあります。
ちくちくした素材です。
ウール、レース、ニットなど、肌とこすれたときに刺激がある素材はよくありません。
背中のにきびに刺激を与えたり、にきびの傷口を再び広げたりしやすいからです。
では、肌触りさえよければいいのかというとそうではありません。
たとえば、優しい肌触りといえば、シルク、ポリエステル、アクリルなどです。
ただし、汗をうまく吸収できない欠点があります。
にきびの症状がひどいうちは、控えておくほうが無難です。
では、どういう素材がいいのでしょうか。
背中のにきび治療に最もおすすめなのは、木綿です。
肌への感触も柔らかく、汗もたっぷり吸収してくれます。
弾力性・保温性・吸湿性の3拍子が揃っている素材は、ほかにはありません。
衣服のスタンダードである木綿こそ、背中のにきびに最適なのです。
「嫌だ。とにかくウールがいい」
素材にこだわりがある人には、木綿では満足できないかもしれませんね。
背中のにきびが治りにくいのは、そうしたこだわりのせいかもしれません。
意地を張っていては、いつまで経っても、背中のにきびは治りません。
せめてにきびが治るまでの間は木綿の衣類にして、背中を優しくいたわりましょう。