私は、1人で海外旅行を楽しむとき、予定はほとんど立てません。
以前は、予定を綿密に立てていましたが、いつのころからか予定を立てなくなりました。
予定を立てずに向かう海外旅行は、予定を立てる旅行にはない刺激があるからです。
「味があっていいな」と思うようになりました。
どのくらい予定を立てないのかというと、まずホテルの予約をしません。
海外旅行の準備は、パスポートくらいです。
ホテルは、現地に着いてから初めて探します。
スーツケースを引っ張って大変だろうと思いますが、荷物といってもたいていはバッグ1つです。
軽いので歩くのに苦労しません。
服や下着は、現地で購入するタイプです。
タクシーの運転手に「海外旅行で荷物はそれだけかい?」と驚かれたこともありました。
現地での予定も、考えながら歩くのが好きです。
ガイドブックを見て、行きたいところの大まかな目星はつけるくらいです。
歩いていて気になるところがあれば、そちらを優先します。
韓国に行って、ミョンドンの外れを歩いていたとき、ふと、人だかりを発見しました。
人だかりがあると、何かあるなと直感します。
ガイドブックで調べたところ、とある名所旧跡だそうです。
行き当たりばったりで向かいます。
無計画の旅行のいいところは、心の準備が全然できていないことです。
心の準備が十分できていないので、予定されている旅行以上に興奮したり感動できたりします。
何が起こるかわからない、はらはら・どきどき・わくわく感がたまらない。
予定を立てなければ、海外旅行を楽しめないだろうと思いますが、そうでもありません。
そもそも国内ではなく、海外です。
街を歩くだけでも、物珍しい建物・風景・人の姿を見ることができます。
ただ歩くだけでも、発見の連続です。
行き当たりばったりもいいことです。
自分でも「よくやるな」と思います。
生きているのが不思議なくらいです。
ちなみに旅慣れていない人は、真似しないでください。
身の保証はできません。