執筆者:水口貴博

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

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パッケージツアーが味気なく感じ始めれば、次のステップに上がり始めた証拠。

パッケージツアーが味気なく感じ始めれば、次のステップに上がり始めた証拠。 | 旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

「パッケージツアーが一番だ」

最初はそう思って利用していたものの、だんだん海外旅行に慣れてくると、不満に感じ始めることがあります。

「パッケージツアーは自由が少ない」ということです。

そう思うのは、旅慣れてきた証拠です。

パッケージツアーには「楽」というメリットがあります。

運送・宿泊・観光などを一括してくれます。

添乗員についていき、説明を聞いているだけで、主要な観光地を回っていけます。

足腰が弱い人には、この上ないメリットでしょう。

しかし、気力や体力があふれる人には、少し窮屈に感じることがあります。

「楽」というのは、メリットでもありますが、デメリットでもあります。

海外旅行の達人への第一歩は「パッケージツアーを卒業すること」です。

楽すぎていいですが、楽すぎるからよくありません。

海外旅行は、登山に近い感覚です。

富士山登頂をヘリコプターで達成してしまうと「軽い思い出」になります。

「富士山登頂」という響きが軽くなる。

登山とは「山を登る」という目的だけでなく「自分への挑戦」です。

自分の足で、一歩一歩、苦しみながら登るからいい。

苦しい分、後からいい思い出へと変わります。

そういう逆の発想ができるようになることです。

人間は、常に上を目指す生き物です。

慣れてくれば、次なる挑戦を目指したいと思う。

これまでの刺激ではもの足らず、ほかの刺激を得ようと思い始めます。

それがパッケージツアーの卒業であり、一人旅のきっかけです。

一人旅は、試行錯誤と悪戦苦闘の連続です。

達人への階段を上り始める第一歩なのです。

旅慣れた海外旅行の達人になる方法(1)
  • 苦しみや大変さを求め始める自分に気づけば、パッケージツアーを卒業する。
パッケージツアーに頼らない試行錯誤と悪戦苦闘が、旅を旅らしくさせる。

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

  1. パッケージツアーが味気なく感じ始めれば、次のステップに上がり始めた証拠。
  2. パッケージツアーに頼らない試行錯誤と悪戦苦闘が、旅を旅らしくさせる。
  3. 海外旅行をする数日前から体内リズムを整える。
  4. 飛行機のベストポジションとは。
  5. 海外旅行の達人は、身軽な格好で旅に出かける。
  6. 海外旅行の達人の語学力は高い。
    語学力が高いから、臨機応変に対応できる。
  7. なぜ達人は、棚やクローゼットをきちんと利用するのか。
  8. ホテルの部屋の使い方で、その人の本質が見えてくる。
  9. 海外旅行の達人は「トラブル」した分「落ち着き」へと変える。
  10. 旅の達人は思い出を、写真に残すより、心に残す。
  11. 旅の達人は、わずかな仮眠をたくさん取る。
  12. 海外旅行は、二度楽しむことができる。
  13. 何でもない場所のほうが、その土地の「素顔」がはっきり見える。
  14. 予定されていない出来事は、予定されている出来事より面白い。
  15. 現地に到着してから、ずれた時間を合わせるのでは遅い。
  16. 海外にいる感覚は、文章として書くと、自覚しやすくなる。
  17. 海外のお土産より、海外から手紙をもらうほうが、はるかに嬉しい。
  18. 海外旅行をするなら、現地の気候に合わせた服装で出かけること。
  19. 寝るわけにもいかない微妙な待ち時間は、本を読む。
  20. チップは、先に払うのが通。
  21. 旅慣れた人は「安全はお金で買うもの」という意識が強い。
  22. 「今日は結婚記念日だから」と言えば、通りにくいお願いが、通りやすくなる。
  23. 旅慣れた人ほど、旅行シーズンを避けて、旅行をする。
  24. 大胆に言えば、現金がなくても、海外旅行はできる。
  25. 旅慣れた人ほど、クレジットで買い物をする。
  26. 旅慣れた達人は、クレジットカードを「2枚」持って、海外に出かける。
  27. 本来、現地の人が言うべき気遣いの言葉を、逆に海外旅行者が言う。
  28. 旅慣れた海外旅行の達人は、チップに気持ちを込めた手紙を添える。
  29. なぜ海外旅行をすると、1日が長く感じられるのか。
  30. 土産話に勝るお土産はない。

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