執筆者:水口貴博

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

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なぜ達人は、棚やクローゼットをきちんと利用するのか。

なぜ達人は、棚やクローゼットをきちんと利用するのか。 | 旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

ホテルに到着すると、誰でも最初にすることがあります。

荷物を取り出すため、スーツケースを開けることです。

ここまでは、誰もがすることでしょう。

しかし、旅の初心者は、開けっ放しのままにします。

ホテルに何泊かするあいだ、服や下着を取り出すとき、開けたままのスーツケースから直接取り出そうとします。

ホテルにはクローゼットや棚が用意されていますが、利用しません。

「スーツケースから直接取り出したほうが楽だろう」と思います。

しかし、達人は違います。

旅の達人は、ホテルに着くやいなや、スーツケースに入っているものを一度全部外に出します。

服はクローゼットに、本は本棚へ、そのほか備品は棚にしまいます。

なぜそうするのかというと、完全にホテルの部屋を「自分の部屋」にしてしまうためです。

海外では知らない場所だらけです。

だからこそ、せめてホテルの自分の部屋くらいは、完全に自分色の空間にしてしまいます。

生活の拠点であり、心のよりどころです。

体力だけでなく、精神面で安心できる場所を作ることです。

海外旅行先でも、安心できる自分の部屋があるのは大切です。

そうすることで「ここは自分の部屋だ」と思えるようになります。

気持ちのうえで「今日からここは自分の部屋」と思うことが大切です。

そこで得た安心感が、ホテルの外に出たときの活動力へとつながります。

旅慣れた海外旅行の達人になる方法(7)
  • ホテルに着いたら、スーツケースの中のものを、取り出す。
ホテルの部屋の使い方で、その人の本質が見えてくる。

旅慣れた海外旅行の達人になる30の方法

  1. パッケージツアーが味気なく感じ始めれば、次のステップに上がり始めた証拠。
  2. パッケージツアーに頼らない試行錯誤と悪戦苦闘が、旅を旅らしくさせる。
  3. 海外旅行をする数日前から体内リズムを整える。
  4. 飛行機のベストポジションとは。
  5. 海外旅行の達人は、身軽な格好で旅に出かける。
  6. 海外旅行の達人の語学力は高い。
    語学力が高いから、臨機応変に対応できる。
  7. なぜ達人は、棚やクローゼットをきちんと利用するのか。
  8. ホテルの部屋の使い方で、その人の本質が見えてくる。
  9. 海外旅行の達人は「トラブル」した分「落ち着き」へと変える。
  10. 旅の達人は思い出を、写真に残すより、心に残す。
  11. 旅の達人は、わずかな仮眠をたくさん取る。
  12. 海外旅行は、二度楽しむことができる。
  13. 何でもない場所のほうが、その土地の「素顔」がはっきり見える。
  14. 予定されていない出来事は、予定されている出来事より面白い。
  15. 現地に到着してから、ずれた時間を合わせるのでは遅い。
  16. 海外にいる感覚は、文章として書くと、自覚しやすくなる。
  17. 海外のお土産より、海外から手紙をもらうほうが、はるかに嬉しい。
  18. 海外旅行をするなら、現地の気候に合わせた服装で出かけること。
  19. 寝るわけにもいかない微妙な待ち時間は、本を読む。
  20. チップは、先に払うのが通。
  21. 旅慣れた人は「安全はお金で買うもの」という意識が強い。
  22. 「今日は結婚記念日だから」と言えば、通りにくいお願いが、通りやすくなる。
  23. 旅慣れた人ほど、旅行シーズンを避けて、旅行をする。
  24. 大胆に言えば、現金がなくても、海外旅行はできる。
  25. 旅慣れた人ほど、クレジットで買い物をする。
  26. 旅慣れた達人は、クレジットカードを「2枚」持って、海外に出かける。
  27. 本来、現地の人が言うべき気遣いの言葉を、逆に海外旅行者が言う。
  28. 旅慣れた海外旅行の達人は、チップに気持ちを込めた手紙を添える。
  29. なぜ海外旅行をすると、1日が長く感じられるのか。
  30. 土産話に勝るお土産はない。

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