執筆者:水口貴博

健康のためになる30の散歩術

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歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。

歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。 | 健康のためになる30の散歩術

しばらく歩いていると、淡々と歩くウォーキングに何か変化をつけたいと思うようになります。

ウォーキングに飽きが来ない工夫の1つに「計算をしながらウォーキング」という方法があります。

具体的にどうするのかというと、歩いている途中、視界に入る数字を足すという内容です。

視界に入る数字は何でもOKです。

たとえば、商店街の看板です。

商店街の看板なら、必ずと言っていいほど「電話番号」の記載があることでしょう。

「123-1234-1234」という電話番号なら、すべて足し算で足してみます。

その看板を通りすぎるまでに、次から次へと目に映る看板の数字を足します。

足し算だけでなく、引き算でも掛け算でもOKです。

その看板を通りすぎるまでに、計算を終わらせるという制限時間のルールも設けてみます。

これはやってみると、脳を使います。

少し街を歩き始めると、電話番号が記載された看板はすぐ見つかるので、大変です。

しかも制限時間があるため、脳は高速回転です。

風景を見ることは、右脳を活性化させます。

計算は、左脳を活性化させます。

歩いて風景を楽しみながら計算をすることで、脳の右脳と左脳の両方を鍛えることができます。

看板だけでなく、歩いているとさまざまな数字が目に飛び込んでくることでしょう。

そうした数字を使って、ぜひ頭の体操をしてみましょう。

健康のためになる散歩術(28)
  • 数字を使って、右脳だけでなく左脳も鍛える。
ただ歩くだけで、多くの筋肉を同時に鍛えることができる。

健康のためになる30の散歩術

  1. なぜ、老いるときには、あっという間に老いるのか。
  2. ウォーキング初心者は「歩数単位」より「時間単位」で始めるほうがうまくいく。
  3. 「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。
  4. 歩数計は、歩数を測るだけの道具ではない。
    やる気を発生させる効果もある。
  5. 高機能な歩数計は、よきアドバイザー役になる。
  6. スポーツにかけるお金は、健康への投資であり、医療費の節約と考える。
  7. 外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。
  8. 人生を決める分岐点は、学生時代だけではない。
    社会人になってからもある。
  9. 自分の平熱は把握しているのに、1日の歩数を把握していない人は、多い。
  10. 睡眠時間はためられないが、歩いた歩数ならためることができる。
  11. ウォーキングの目標は「1日単位」より「1週間単位」のほうがうまくいく。
  12. 健康で大切なのは「1日に歩いた歩数」より「歩き続けた日数」。
  13. 健康を意識するなら、最低でも1日5,000歩は歩くべきだ。
  14. なぜ、足は第2の心臓と呼ばれるのか。
  15. ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。
  16. きれいな姿勢で歩く、3つのチェックポイント。
  17. 大型デパートは、楽しみながら歩ける散歩コースの穴場。
  18. 歩く習慣は、老若男女が死ぬまで一生楽しめるスポーツだ。
  19. 大きな目印があると、歩きやすくなる。
  20. 年を取るにつれて、運動量は増やさなければいけない。
  21. ウォーキングが大変だと思っている本当の正体。
  22. 水中ウォーキングには、陸の上ではできないメリットがある。
  23. 気分転換には、コーヒーより散歩のほうが効果的。
  24. 空腹状態でのウォーキングは控える。
    特に朝は要注意。
  25. なぜ、食事をした直後の運動は、おなかが痛くなるのか。
  26. 「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。
  27. 自動販売機やコンビニを利用すれば、ペットボトルを持ち歩く手間から解放される。
  28. 歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。
  29. ただ歩くだけで、多くの筋肉を同時に鍛えることができる。
  30. なぜ山登りを始めると、足が止まらなくなるのか。

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