執筆者:水口貴博

健康のためになる30の散歩術

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外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。

外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。 | 健康のためになる30の散歩術

室内でこもってばかりいると、いつも同じ空気を吸うことになります。

高機能な空気清浄機の登場によって、ミクロのちり・ごみ・ウイルスなども除去でき、よりきれいな空気に触れる機会が増えました。

大変きれいな空気に触れるので、清潔感あふれる生活です。

たしかにこうした環境にいれば、病にかかることは少ないでしょう。

しかし、どこにでも空気清浄機があり、清潔な空気ばかりとは限りません。

むしろそうしたきれいな空気の中にいる環境のほうが、特殊です。

清潔すぎる環境は、体の免疫力にはよく働きません。

ウイルスが浮遊していないところに長時間いると、体は「抵抗力が低くても問題ない」と思い、免疫力を下げてしまいます。

仕事の出番が回ってこないと、仕事をサボり始め、力を下げてしまいます。

では、どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか。

数多くの方法がありますが、その1つが「外に出て歩くこと」です。

外に出て歩けば、たくさんの種類の空気に触れることができます。

外には草花の花粉が飛んでいたり、ごみやちりも飛んでいたりします。

ほかの人が吸って吐いた空気もあるでしょう。

風邪ウイルス、目には見えないミクロのバクテリアなどがあります。

目には見えないだけで、実に多くのものが浮遊しています。

そうしたさまざまな外気に触れることで、皮膚や鼻の粘膜なども強くなります。

体は抵抗力を強めようとして、免疫力を強くします。

免疫力を高めるのは難しくありません。

外に出て歩くだけで、自然と免疫力が上がります。

言い方は悪いですが、病にはならない程度に悪い空気に触れることで、体の中から真の抵抗力を高めるのです。

健康のためになる散歩術(7)
  • 外に出て、免疫力を高める。
人生を決める分岐点は、学生時代だけではない。
社会人になってからもある。

健康のためになる30の散歩術

  1. なぜ、老いるときには、あっという間に老いるのか。
  2. ウォーキング初心者は「歩数単位」より「時間単位」で始めるほうがうまくいく。
  3. 「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。
  4. 歩数計は、歩数を測るだけの道具ではない。
    やる気を発生させる効果もある。
  5. 高機能な歩数計は、よきアドバイザー役になる。
  6. スポーツにかけるお金は、健康への投資であり、医療費の節約と考える。
  7. 外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。
  8. 人生を決める分岐点は、学生時代だけではない。
    社会人になってからもある。
  9. 自分の平熱は把握しているのに、1日の歩数を把握していない人は、多い。
  10. 睡眠時間はためられないが、歩いた歩数ならためることができる。
  11. ウォーキングの目標は「1日単位」より「1週間単位」のほうがうまくいく。
  12. 健康で大切なのは「1日に歩いた歩数」より「歩き続けた日数」。
  13. 健康を意識するなら、最低でも1日5,000歩は歩くべきだ。
  14. なぜ、足は第2の心臓と呼ばれるのか。
  15. ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。
  16. きれいな姿勢で歩く、3つのチェックポイント。
  17. 大型デパートは、楽しみながら歩ける散歩コースの穴場。
  18. 歩く習慣は、老若男女が死ぬまで一生楽しめるスポーツだ。
  19. 大きな目印があると、歩きやすくなる。
  20. 年を取るにつれて、運動量は増やさなければいけない。
  21. ウォーキングが大変だと思っている本当の正体。
  22. 水中ウォーキングには、陸の上ではできないメリットがある。
  23. 気分転換には、コーヒーより散歩のほうが効果的。
  24. 空腹状態でのウォーキングは控える。
    特に朝は要注意。
  25. なぜ、食事をした直後の運動は、おなかが痛くなるのか。
  26. 「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。
  27. 自動販売機やコンビニを利用すれば、ペットボトルを持ち歩く手間から解放される。
  28. 歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。
  29. ただ歩くだけで、多くの筋肉を同時に鍛えることができる。
  30. なぜ山登りを始めると、足が止まらなくなるのか。

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