執筆者:水口貴博

健康のためになる30の散歩術

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「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。

「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。 | 健康のためになる30の散歩術

ウォーキング初心者は「歩数単位」より「時間単位」で考えるほうが気は楽で、始めやすくなります。

歩数単位で考えようとすると、歩数計を購入する必要がありますが、時間単位なら、準備が不要だからです。

さらには時間単位のほうが、桁数が少ないものです。

「1,000歩」となると4桁ですが「30分」なら2桁です。

思い浮かべる数字の桁数が違うので、精神的にも楽に感じます。

ウォーキングを始めようとするとき、1時間くらいは歩こうかなと思ってしまいますが、いきなりそんなに歩く必要はありません。

「1時間」というのは1桁ですが、歩いてしまうと、大変で疲れきってしまうでしょう。

では、初めは何分くらいを目安に歩けばいいのでしょうか。

「3分だけ歩こう」と思えばいい。

3分くらいなら、どこでもいつでもできる時間ですね。

今から始められます。

3分くらい歩いていると、不思議な現象が起こります。

「せっかくだからもう少し歩こう」と思い始めてしまいます。

外を3分ほど歩くと風景が移り変わります。

だんだん気持ちよくなり、もう少し歩きたくなります。

そうなればしめたものです。

10分歩くと「せっかくだから、もう少し歩こう」と、また思います。

最初は「3分だけ」のつもりで歩いていると、気づくと、10分も15分も歩き続けてしまっている。

気づけば、歩いてしまっています。

これがウォーキングのいい始め方です。

初めの目標は、本当に小さくていい。

小さいほうがいい。

それが「3分」という時間なのです。

健康のためになる散歩術(3)
  • 最初は「3分だけ」のつもりで、歩き始める。
歩数計は、歩数を測るだけの道具ではない。
やる気を発生させる効果もある。

健康のためになる30の散歩術

  1. なぜ、老いるときには、あっという間に老いるのか。
  2. ウォーキング初心者は「歩数単位」より「時間単位」で始めるほうがうまくいく。
  3. 「たった3分だけ歩こう」そう思うほうが始めやすい。
  4. 歩数計は、歩数を測るだけの道具ではない。
    やる気を発生させる効果もある。
  5. 高機能な歩数計は、よきアドバイザー役になる。
  6. スポーツにかけるお金は、健康への投資であり、医療費の節約と考える。
  7. 外を歩くだけで、自然と免疫力が上がる。
  8. 人生を決める分岐点は、学生時代だけではない。
    社会人になってからもある。
  9. 自分の平熱は把握しているのに、1日の歩数を把握していない人は、多い。
  10. 睡眠時間はためられないが、歩いた歩数ならためることができる。
  11. ウォーキングの目標は「1日単位」より「1週間単位」のほうがうまくいく。
  12. 健康で大切なのは「1日に歩いた歩数」より「歩き続けた日数」。
  13. 健康を意識するなら、最低でも1日5,000歩は歩くべきだ。
  14. なぜ、足は第2の心臓と呼ばれるのか。
  15. ウォーキングの初心者は、坂道や不安定な道は避けておきたい。
  16. きれいな姿勢で歩く、3つのチェックポイント。
  17. 大型デパートは、楽しみながら歩ける散歩コースの穴場。
  18. 歩く習慣は、老若男女が死ぬまで一生楽しめるスポーツだ。
  19. 大きな目印があると、歩きやすくなる。
  20. 年を取るにつれて、運動量は増やさなければいけない。
  21. ウォーキングが大変だと思っている本当の正体。
  22. 水中ウォーキングには、陸の上ではできないメリットがある。
  23. 気分転換には、コーヒーより散歩のほうが効果的。
  24. 空腹状態でのウォーキングは控える。
    特に朝は要注意。
  25. なぜ、食事をした直後の運動は、おなかが痛くなるのか。
  26. 「激しい運動かどうか」の基準は「走る運動かどうか」でわかれる。
  27. 自動販売機やコンビニを利用すれば、ペットボトルを持ち歩く手間から解放される。
  28. 歩きながらの計算で、右脳だけでなく左脳も鍛える。
  29. ただ歩くだけで、多くの筋肉を同時に鍛えることができる。
  30. なぜ山登りを始めると、足が止まらなくなるのか。

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