執筆者:水口貴博

犬を上手にしつける30の方法

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犬を褒めたり叱ったりするのは、行動直後が一番いい。

犬を褒めたり叱ったりするのは、行動直後が一番いい。 | 犬を上手にしつける30の方法

「お座り!」

「お手!」

「待て!」

「伏せ!」

飼い主が望んだとおりに行動してくれたとき、言葉が通じたかのように感じ嬉しいです。

まずは、すぐ褒めるようにしましょう。

褒めれば褒めるほど、しつけが身につきやすくなります。

褒められると嬉しいのは人間だけでなく、犬も同じです。

言葉は理解しなくても、飼い主が「いい子だね」と笑顔で言う様子は、犬にきちんと伝わります。

また褒められたいから、褒められるような行動を取るようになります。

ただ褒めるばかりではありません。

犬へのしつけがうまくいくかどうかは「すぐ褒めること」こそが重要な鍵を握ります。

たった10秒でも時間を置いてしまうと、犬は何のことで飼い主が喜んでいるのか理解しづらくなります。

直接、人の言葉が理解できない分、いいことをした直後に褒めることを徹底しましょう。

望んだとおりの行動をした直後に褒められるからこそ「これでよかったんだな」ということを、直感的に理解できるようになります。

また、逆に叱るときも同じです。

悪いことをしたときも「すぐ」叱るのがいい。

「ダメ」という言葉を厳しい表情で言うと、犬は「これをやってはいけないのだ」と直感的に理解するようになります。

もちろん叩いたり蹴ったりなどの暴力ではなく、あくまでも言葉や態度で伝えるようにしましょう。

褒めるときは「笑顔」と「喜びの言葉」。

叱るときは「険しい表情」と「厳しい言葉」です。

犬を上手にしつける方法(24)
  • 褒めたり叱ったりするのは、行動の直後にする。
2階建ての家に潜む、見落としやすい危険ポイント。

犬を上手にしつける30の方法

  1. 犬を飼い始めれば「しつけの義務」が発生する。
  2. マナーの悪い犬は悪くない。
    本当に悪いのは、しつけをしない飼い主。
  3. しつけの合図は、統一する。
  4. 家族間で、犬へのしつけのルールを統一させておく。
  5. 犬を上手にしつけるとき、最低限押さえておきたい3つのポイント。
  6. 「痛み」ではなく「快感」を与えてしつければいい。
  7. 犬のしつけは、真っ正面に立ってすること。
  8. いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。
  9. おとなしい子犬が、生後6カ月を過ぎたくらいから、急に吠え始める理由。
  10. 犬には「少しでも早く、できるだけたくさん食べる」という習性がある。
  11. 飼い主と犬との食事の順番は、主従関係に影響する。
  12. 犬に与える餌の量と回数の目安。
  13. どんな犬とでも、すぐ友人になる方法がある。
  14. 犬を高いところに上げない。
  15. 飼い主の聖域に、犬を踏み込ませない。
  16. いろいろな人に会わせるのも、しつけの1つ。
  17. 散歩は、必ず飼い主が先行して歩く。
  18. おねだりには、むやみに応じないほうがいい。
  19. 犬の体臭は、身分証明と同じ役割を果たす。
  20. 食事中にかまってやると、うなり始める理由。
  21. どんなに年を取っても、散歩は必要。
  22. 不意に喉に詰まらせないように、注意する。
  23. 湿った犬の鼻は、むやみに拭き取らなくていい。
  24. 犬を褒めたり叱ったりするのは、行動直後が一番いい。
  25. 2階建ての家に潜む、見落としやすい危険ポイント。
  26. 犬が飼い主の顔をなめるのは、喜びや甘えのサイン。
  27. 「幼犬」と「成犬」とでは、かじる意味が少し異なる。
  28. 犬が嫌がる部分でさえ、触られるのに慣れさせておく必要がある。
  29. 慣れているはずの車を、なぜか嫌がる犬の本当の原因。
  30. 場所と時間を変えて、環境の変化に対応させる。

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