執筆者:水口貴博

テスト本番に強くなる30の方法

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本番のテストでは、すべての試験が終了するまで、友人と答え合わせをしない。

本番のテストでは、すべての試験が終了するまで、友人と答え合わせをしない。 | テスト本番に強くなる30の方法

学期末試験や模擬試験では、1日にいくつも試験を受けるのが通例です。

朝から夜までずっと試験ばかりという日さえあります。

試験が終わった直後、よく見かける光景があります。

「テスト、難しかったね。最初の問題の答え、何にした?」

友人との答え合わせです。

やはり問題を解き終わった後は正解が気になり、休み時間に友人と答え合わせをしたくなります。

一生懸命に試験勉強をしたテストほど、気持ちが高ぶって答えが気になります。

しかし、1日にいくつもの教科の試験を受ける場合、一連の試験がすべて終了するまで答え合わせはしないほうがいい。

間違っていれば、精神的に動揺し、次の試験に影響を及ぼすからです。

悪い結果は、なぜか長く引きずります。

動揺や不安が広がると、次の試験に集中しにくくなります。

「出来が悪いかもしれない。どうしよう……」

どうしようと思っても、どうしようもありません。

今さら変更しようがないです。

それより気持ちをさっと切り替えることです。

受け終わった試験のことは忘れ、数十分後に受ける次の試験に向けて気持ちを集中させましょう。

休み時間のうちに少しでも試験勉強すれば、間に合うことが何か見つかるかもしれません。

休み時間に友人との答え合わせをするくらいなら、次の試験の勉強をするほうがよほど有益です。

友人と試験のことで話し合ったり答え合わせをしたりするのは、一連の試験をすべて受け終わってからです。

教科書を開いて、気になる問題の答えを確認してもいいでしょう。

模擬試験の場合は、試験後すぐ回答が配られるはずですから、そのまま復習もスムーズにできるはずです。

そのタイミングで間違いに気づき、動揺する分にはいい効果を生み出します。

「知識の穴が見つかった」

本試験までに埋めるべき穴を見つけ、勉強へのやる気へと変えましょう。

その勢いで復習するのです。

テスト本番に強くなる方法(13)
  • 試験後の休み時間は、友人と答え合わせではなく、次の試験勉強をする。
試験の結果が悪い理由を、睡眠不足のせいにしない。

テスト本番に強くなる30の方法

  1. 試験当日の朝食は、いつもと同じ食事メニューにする。
  2. 問題用紙が配られている間に大きな深呼吸を。
  3. テスト本番は、新品の文房具は使わない。
  4. 問題に取り組む前に、試験全体の把握から始めること。
  5. 集中力には、一長一短がある。
  6. 確実に解ける問題から手を付けると、調子が出る。
  7. 数学の試験中は消しゴムを使わない。
    二重線で消す。
  8. きれいな字を書くことに、神経質になりすぎない。
  9. 試験中に継続できるだけの集中力を、普段から養っておく。
  10. 模擬試験を受けた直後こそ、復習のベストタイミング!
  11. 4択問題で最も正答率が高いのは、3番目である。
  12. わからない問題に、いつまでも執着しない。
  13. 本番のテストでは、すべての試験が終了するまで、友人と答え合わせをしない。
  14. 試験の結果が悪い理由を、睡眠不足のせいにしない。
  15. 問題を解き始める前の、大きな問題がある。
  16. 部分点が取れる問題でした悪あがきで、合否が決まることもある。
  17. 見直し時間は、解ける問題が確実に回答できているかを確かめる。
  18. 問題用紙にどんどん書き込みをする人が、試験でも高得点を得る。
  19. 本試験では、学力だけでなく、慣れも反映される。
    アウトプットの練習をせよ。
  20. テストの点数には、運の力も含まれている。
  21. 「空白を埋める」という行為は、人間性を形成する基礎になる。
  22. 試験前には、リズムを朝型に戻す。
  23. ティッシュとハンカチは必ず持参。
  24. 模擬試験の受験料は、自分の財布から出す。
  25. 集中力を奪われる、鉛筆の音。
  26. 模擬試験を受けて、上には上がいることを実感する。
  27. 当日失敗しないために、試験会場までの下見はしておくこと。
  28. 悪あがきは、まだ諦めていない熱意だ。
  29. 試験が始まる前から、心理的に優位な状況を作り出す方法。
  30. 最後の限界ぎりぎりまで諦めない人が、合格する。

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