執筆者:水口貴博

テスト本番に強くなる30の方法

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4択問題で最も正答率が高いのは、3番目である。

4択問題で最も正答率が高いのは、3番目である。 | テスト本番に強くなる30の方法

私は学生時代、試験問題の中でまったくわからない4択問題があれば、いつもある決まったルールを実行していました。

「わからない問題は3番目を選ぶ」というルールです。

もちろん正解がわかる問題なら、その選択肢をマークします。

「これはさすがにないだろう」と思う項目は先に消して、消去法で正解を導くこともあります。

しかし、問題が難しすぎて、4つの選択肢のうち、まったく見当がつかない問題が出題されることもあります。

わからないものは、いくら考えてもわかりません。

そういうとき、私はいつも「3番目を選ぶ」というルールを実行していました。

そういうルールをあらかじめ作っていました。

なぜそうするのか、おわかりでしょうか。

問題を解くのは人間ですが、問題を作るのも人間です。

人間ですから、正解の配置にも、人間の心理が影響します。

ある統計によると、4択問題のうち、最も正解率が高いのは3番目である場合が多いそうです。

試験を作る側としては、やはりいきなり最初に答えを配置するのは、抵抗の心理が働きます。

「まあ、3番目くらいでいいだろう」ということで、3番目に答えがくることが多いそうです。

コンピューターで無作為に選ぶ場合は均等になるでしょうが、作るのが人間である場合、無意識のうちに偏りも出ます。

もちろん一般的という程度です。

問題作成者の性格や気分にもよって変わります。

1番目が正解であったり、2番目や3番目が正解であったりする場合もあります。

しかし、やはり問題を作るのも人間ですから、人間心理も影響するはずです。

完全にわからない問題が出たときは、そうした人間心理の裏をついて、選択肢を選ぶのも悪くない方法です。

テスト本番に強くなる方法(11)
  • 完全にわからない4択問題が出たときは、3番目を選ぶ。
わからない問題に、いつまでも執着しない。

テスト本番に強くなる30の方法

  1. 試験当日の朝食は、いつもと同じ食事メニューにする。
  2. 問題用紙が配られている間に大きな深呼吸を。
  3. テスト本番は、新品の文房具は使わない。
  4. 問題に取り組む前に、試験全体の把握から始めること。
  5. 集中力には、一長一短がある。
  6. 確実に解ける問題から手を付けると、調子が出る。
  7. 数学の試験中は消しゴムを使わない。
    二重線で消す。
  8. きれいな字を書くことに、神経質になりすぎない。
  9. 試験中に継続できるだけの集中力を、普段から養っておく。
  10. 模擬試験を受けた直後こそ、復習のベストタイミング!
  11. 4択問題で最も正答率が高いのは、3番目である。
  12. わからない問題に、いつまでも執着しない。
  13. 本番のテストでは、すべての試験が終了するまで、友人と答え合わせをしない。
  14. 試験の結果が悪い理由を、睡眠不足のせいにしない。
  15. 問題を解き始める前の、大きな問題がある。
  16. 部分点が取れる問題でした悪あがきで、合否が決まることもある。
  17. 見直し時間は、解ける問題が確実に回答できているかを確かめる。
  18. 問題用紙にどんどん書き込みをする人が、試験でも高得点を得る。
  19. 本試験では、学力だけでなく、慣れも反映される。
    アウトプットの練習をせよ。
  20. テストの点数には、運の力も含まれている。
  21. 「空白を埋める」という行為は、人間性を形成する基礎になる。
  22. 試験前には、リズムを朝型に戻す。
  23. ティッシュとハンカチは必ず持参。
  24. 模擬試験の受験料は、自分の財布から出す。
  25. 集中力を奪われる、鉛筆の音。
  26. 模擬試験を受けて、上には上がいることを実感する。
  27. 当日失敗しないために、試験会場までの下見はしておくこと。
  28. 悪あがきは、まだ諦めていない熱意だ。
  29. 試験が始まる前から、心理的に優位な状況を作り出す方法。
  30. 最後の限界ぎりぎりまで諦めない人が、合格する。

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