仕事ができない人は、会社に利用されます。
会社への依存が強いため、会社に振り回されがちです。
難しい仕事を押し付けられる。
無理な残業をさせられる。
休日出勤を命令される。
乗り気でないものの、会社の命令なので、断ることもできない。
受け身の姿勢なので、会社の駒としていいように使われます。
「会社に利用されている」とうすうす気づいてはいるものの、その状況を変える努力をしません。
役立たなくなれば、リストラの対象になってしまうのです。
仕事ができる人は、会社を利用します。
会社に依存せず、一定の距離を保っています。
難しい仕事は、自分のキャリアアップにつながるので一生懸命になります。
成長するために、会社を利用します。
会社から難しい仕事を与えられても「自分を高めるチャンス」と考え、自分の成長につなげます。
「自分のためにしている仕事」という意識があるので、学んで身につけるのも早い。
資格の取得に、会社を利用します。
資格の報奨金制度があれば、大いに利用して資格取得に役立てます。
会社によっては、資格を取得すれば、給与が上がることもあるでしょう。
人脈を広げるために、会社を利用します。
職場の人間関係だけでなく、会社を通じて知り合う顧客や取引先は、すべて人脈の対象です。
会社が人を紹介してくれると思えば、これほど楽なことはありません。
どんどん会社を利用して、自分のキャリアアップにつなげます。
「仕事を通してたくさん学べる上、お金までもらえるなんて幸せ」と思っています。
十分な実績と実務経験を積めば、さらなるステップアップとして、転職に挑戦できる可能性も高まります。
優良企業への転職に成功すれば、よい待遇も期待できるでしょう。
会社は、利用されるものではなく、利用するものです。
会社を利用する気持ちになったほうが、仕事も前向きに取り組めます。