執筆者:水口貴博

ほかの人と差をつける30の仕事術

30

プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。 | ほかの人と差をつける30の仕事術

プロと聞くと、まず連想するのは「高い技術力」です。

普通の人ができないような巧みな技を、軽々こなせる人を思い浮かべてしまいます。

特に社会に入ったばかりの新人は、少しでも早くプロになろうと、高い技術を求めてしまいがちです。

しかし、プロとは、必ずしも高い技術が必須条件ではありません。

もちろん高い技術はあったほうがいいのですが、それ以上に大切なことがあります。

本当にプロに必要な条件とは「当たり前のことを当たり前にすること」です。

基本、基礎という土台が、しっかり固まっている人のことを言います。

これができなければ、いかに高い技術があったとしても、すべてが水の泡です。

当たり前のことができて、高い技術があるならかまいません。

しかし、いくら高い技術を身につけていても、当たり前のことができない人は、もはやプロとは呼べません。

たとえば、高い技術を持っていても、毎日遅刻をして、人に嘘をついて、約束を破る人は、本当にプロと呼べるでしょうか。

いくら、高い技術があるとはいえ、こうした社会人としての基本ができていなければ、仕事どころか会社を首になります。

定時に出社して、人に誠実になり、約束はきちんと守る人の技術が、初めて評価されます。

その技術は、高度である必要はありません。

当たり前のことを当たり前にする基礎があってこそ、初めて高い技術が映えます。

人と差をつけるのは「高い技術力」ではありません。

「当たり前の力」です。

いかに当たり前のことを当たり前にするかです。

「遅刻をしない」

「嘘をつかない」

「約束は守る」

こうした当たり前は目立ちませんが、積み重なれば目立ちます。

人と一番差がつくのは、こうした当たり前の力です。

ほかの人と差をつける仕事術(30)
  • 当たり前のことを当たり前にして、信用・信頼を積み上げる。
まとめ

ほかの人と差をつける30の仕事術

  1. 仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本。
  2. 仕事ができる人は、声が大きい。
  3. どんなに忙しいときでも、相手の目を見て挨拶をしよう。
  4. 資料をホチキスで留めるときは、横向きではなく、斜め45度。
  5. 「なんとなく」だけで発言しない。
  6. 雑用ほど、差がつきやすい仕事はない。
  7. 仕事は与えられるものではない。
    取りに行くものだ。
  8. お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。
    気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。
  9. 仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。
  10. 仕事のタイミングによって、印象・難易度・進み具合に違いが出る。
  11. 真面目なオーラは、背筋から出る。
  12. 倒れるときも、ただでは倒れない。
    何とか前に倒れようと努力する。
  13. だらだら話す人からは、走って逃げろ。
  14. 集中力こそ、仕事の重要ポイント。
  15. 自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。
  16. 学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。
    社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。
  17. 趣味は、必ず武器になる。
  18. 当たり前の姿こそ、一番信頼のできる姿。
  19. 「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れる。
  20. 「曖昧」をなくし「はっきり」を心がける。
  21. 言葉に加えて、身ぶり手ぶりを加えよう。
  22. 高価なスーツは、自信や信用につながる。
  23. もう一踏ん張り頑張って、小さな差を積み上げる。
  24. 他人の悪口を言わないのは、難しい。
  25. 諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。
  26. 人が嫌がる仕事は「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
  27. 刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。
  28. 仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。
  29. 行き詰まったら、素直に人に相談する。
  30. プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

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