執筆者:水口貴博

ほかの人と差をつける30の仕事術

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刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。

刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。 | ほかの人と差をつける30の仕事術

「会社に来ても、特にすることがない……」

「やりたいと思う仕事が回ってこない……」

「同じ仕事ばかりで、マンネリだ……」

入社をして、3年を過ぎたくらいから考え始める悩みです。

新人のころは、仕事のやり方、ルール、マナーなど、覚えなければならないことがてんこ盛りです。

新人時代は、取りつく島もないくらい忙しい時期です。

しかし、そうは言っても、覚えることが無限にあるわけではありません。

同じ会社の同じ職場に、3年以上もいると、だいたいの仕事は覚え切ってしまいます。

次に襲ってくるのは「マンネリ」という惰性です。

実はこの話は、以前の私のことです。

私も3年目が過ぎたくらいから仕事に慣れてしまい「会社に来ても同じ仕事ばかりだ」という悩みを抱いたことがあります。

どの職業でも同じです。

同じ会社、同じ職場に3年以上も在籍し続ければ、マンネリにならない人のほうが珍しいです。

しかし、ここからが正念場です。

次の2種類の人にわかれてしまいます。

  • 仕事をサボり始める人
  • 新しい仕事を探しに行く人

仕事をサボり始めると、下落する一方なのは言うまでもありません。

長く会社に在籍しているという理由だけで、偉そうな態度を取りたくはありません。

だからとはいえ、何もすることがないからとだらだらもしたくはありません。

私の場合は、自分をさらに向上させるために、業務に必要な資格を取り始めました。

目指す資格も業務に関係した資格です。

ちょうどその時期、資格の費用を会社が負担するという新ルールができたので活用しました。

今の仕事がさらに効率よく進むような役立つ資格を取得して、さらなる向上を目指しました。

定期的に「旅行」へも出かけるようになりました。

自分の見識を広げるため、できるだけ知らない土地のほうが勉強になるからと思い、海外へ1人で旅しました。

韓国・台湾・シンガポールなど、文化も土地も言葉もわからないところへ、1人で行き、自分に圧倒的な刺激と緊張を与えました。

資格を取得すると、仕事にも当然役立ち、業務が向上します。

また資格を取得しているという事実が、お客さまからの信用にもつながります。

海外旅行の経験が、話題を豊富にして、会話の幅を広げます。

惰性を打破していく工夫をしましたし、今も続いています。

「どきどき」がなくなれば、自分から高揚感を探しに行けばいい。

わくわくがなければ、自分からわくわくすることを探しに行けばいい。

そういうことは、すべて自分しだいです。

ほかの人と差をつける仕事術(27)
  • 刺激は、自分から求めに行く。
仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。

ほかの人と差をつける30の仕事術

  1. 仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本。
  2. 仕事ができる人は、声が大きい。
  3. どんなに忙しいときでも、相手の目を見て挨拶をしよう。
  4. 資料をホチキスで留めるときは、横向きではなく、斜め45度。
  5. 「なんとなく」だけで発言しない。
  6. 雑用ほど、差がつきやすい仕事はない。
  7. 仕事は与えられるものではない。
    取りに行くものだ。
  8. お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。
    気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。
  9. 仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。
  10. 仕事のタイミングによって、印象・難易度・進み具合に違いが出る。
  11. 真面目なオーラは、背筋から出る。
  12. 倒れるときも、ただでは倒れない。
    何とか前に倒れようと努力する。
  13. だらだら話す人からは、走って逃げろ。
  14. 集中力こそ、仕事の重要ポイント。
  15. 自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。
  16. 学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。
    社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。
  17. 趣味は、必ず武器になる。
  18. 当たり前の姿こそ、一番信頼のできる姿。
  19. 「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れる。
  20. 「曖昧」をなくし「はっきり」を心がける。
  21. 言葉に加えて、身ぶり手ぶりを加えよう。
  22. 高価なスーツは、自信や信用につながる。
  23. もう一踏ん張り頑張って、小さな差を積み上げる。
  24. 他人の悪口を言わないのは、難しい。
  25. 諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。
  26. 人が嫌がる仕事は「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
  27. 刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。
  28. 仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。
  29. 行き詰まったら、素直に人に相談する。
  30. プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

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