執筆者:水口貴博

苦手な上司との30の付き合い方

  • 宝くじのように、
    厄介な上司に大当たりしてみよう。
苦手な上司との30の付き合い方

宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。

今あなたが社会人であるならば、少なからず人間関係に悩んだことがあることでしょう。
社会の中では、人間関係は避けては通ることのできないことだからです。
特に大変なのが、上司です。

宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。

仕事の楽しさは、人間関係で決まる。

学生時代は、好きな友人と付き合っていればいいだけでした。
自分が好きな人と付き合っているだけでしたから、当然のことながらトラブルも少なく、不快に感じることもありませんでした。
自分が苦手で嫌いだなと思う人は、避けていればいいだけでした。

仕事の楽しさは、人間関係で決まる。

「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。

どれだけ仕事を楽しくできるかは、ほとんどの人が何をするのかが重要だと思っています。
たしかに何をするのかも大切な要素になります。
しかし「何をするのか」は二の次で、実はさらに重要なことがあります。

「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。

尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。

夫婦が仲良くなるためのポイントは、お互いに尊敬し合っていることだといわれています。
お互いに尊敬し合えるところが1つでもあれば、相手に対して敬服する気持ちが出て、喧嘩をしにくくなってしまうのです。
私の両親も、いつもお互いが尊敬し合っている状態です。

尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。

「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。

上司とうまくやっていくための効果的な言葉があります。
「勉強になります」の一言です。
これは、相手のためにも自分のためにもなる強力な言葉です。

「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。

間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。

何でもかんでもわからないと答えてしまっては、上司に嫌われます。
他人の力ばかりを頼り、自分の力で問題を解決しようとしない態度は、なにより上司は厳しくチェックしています。
上司が見ているのは、あなたがどれだけ知っているかではなく、どれだけ知ろうと努力しているかなのです。

間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。

挨拶は、まず自分から。

「おはようございます」
朝はまずこの一言から始まります。
仕事をするうえでも欠かせない当たり前の一言ですが、ささいな工夫で人間関係にもよい影響を与えることができます。

挨拶は、まず自分から。

上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。

時に自分の背負っているストレスを、わざわざ自分で大きくさせている場合があります。
上司がちょっとした注意で言ったことが、相手は大げさに受け止めてしまい、ひどく叱られたと思ってしまうケースです。
新人1年目の私は、驚くほどの叱られ役でした。

上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。

お土産が、上司との心の距離を縮めていく。

上司と少しでもうまくやっていくためには、お土産がポイントです。
長期休暇で実家に帰ったときは、必ずお土産を買うようにしましょう。
自分の土地の名物でかまいません。

お土産が、上司との心の距離を縮めていく。

上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。

上司はあなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ています。
どれだけうまくできたかとか、どれだけ知識があるのかは後の話です。
まず部下として一番大切なことは、全力で仕事にぶつかっていく一生懸命さです。

上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。

上司は嫌われるのが仕事。
それを理解しておこう。

上司は自分から仲良くなろうとしてきません。
仲良くなろうとすることはまれで、むしろ嫌われるようなことばかりしてきます。
それが上司の仕事だからです。

上司は嫌われるのが仕事。それを理解しておこう。

上司は犬と同じ。
逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。

上司とは鎖につながれていない野良犬のような存在です。
うなりながらにらみをきかし、今にも噛みついてきそうな雰囲気を醸し出しています。
実際の犬と同じように、あなたが逃げ始めたら、追いかけてきて噛みついてくるのです。

上司は犬と同じ。逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。

嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。

どんな上司であろうと、必ずあなたのためになる先生となります。
それはたとえ短所があり、うんざりしてしまうという上司でもそうです。
よい上司というのは、尊敬でき長所がある上司だけでなく、短所のある上司も、実はあなたのためになるのです。

嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。

仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。

どんな人間関係においてもそうですが、初めにどちらかが仲良くなろうとアプローチをしなければなりません。
理想をいえば、お互いに同時に仲良くなろうとしていくことです。
お互いに仲良くなろうと心がけ、態度に出していけば、すぐ仲良くなります。

仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。

忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。

小学校のころの嫌な先生は、存在感が強く、ずっと印象深く記憶に残っているものです。
その当時は大変嫌な思いをして、嫌な思い出しか残らないように思います。
ところが時間が経つにつれて、嫌な思い出も自然と懐かしく感じられ、印象深い思い出へと姿を変えます。

忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。

手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。

上司とうまく付き合っていくためには、手柄を上司にプレゼントしてしまうことです。
「えーそんなことしたら、自分の評価が得られなくなる」
そんな声が聞こえてきそうですね。

手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。

部下は上司を引き立てるために存在する。

一般的に、上司は見えとプライドを持っています。
自分はできる人間だという意識があります。
この見えとプライドを、部下であるあなたが壊しては、関係も一緒に壊れます。

部下は上司を引き立てるために存在する。

口で言うより、まず行動で示す。

言葉より、行動です。
上司に「おや」と思わせるためには、まず行動で示すことです。
あなたが口だけで理想論を言うのではなく、具体的な行動をしているところを見て、初めて「頑張っているな」と注目してくれます。

口で言うより、まず行動で示す。

つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。

社会に出たばかりの新人は、実際にやりたい仕事をやらせてもらえない現実を目の当たりにします。
音楽をしたいからと音楽業界に入った人も、音楽とは関係のない雑用ばかりをやらされるという現実に、驚きを隠せません。
音楽業界に限らず、映画を作りたいから映画関係の仕事に就く人。

つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。

上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。

仕事といってもデスクに向かって淡々とこなすだけが仕事ではありません。
時には、上司を楽しませることも大切な仕事の1つになります。
上司の前で、つんとするのではなく、上司を笑わせることも大切なことになるのです。

上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。

回り道を進んでできる人が、強くなる。

仕事をしていると、必ずしも一番効率のいい方法で仕事を進めていけるとは限りません。
時として、回り道になるような効率の悪い方法で仕事をさせられることもあります。
自分より年上の先輩である上司だからとはいえ、一番効率のいい方法を知っているとは限らないのです。

回り道を進んでできる人が、強くなる。

礼儀やマナーも、仕事の1つだ。

仕事はできるのに、礼儀やマナーのない人がいます。
仕事はできるのに、横柄な態度だったり、挨拶がなかったりするのです。
「せっかく仕事ができる人なのだから、もう少し礼儀があればいいのにな」と思います。

礼儀やマナーも、仕事の1つだ。

甘えることも、仕事のうち。

素直な人は、どの世界でも愛されます。
単純に混じり気のない澄みきった心が感じられ、安心することができるのです。
一緒に仕事をする場合にも、相手が年上や年下であろうと、素直になって接しているだけで、気がおけない仲になれます。

甘えることも、仕事のうち。

上司を変えるより、自分が変わろう。

仕事をするとき、上司との関係は大切です。
自分に合わない人が上司になることもあります。
上司とそりが合わず、意見のすれ違いやコミュニケーション不足による単純なミスなどが、仕事に影響を及ぼすこともあります。

上司を変えるより、自分が変わろう。

ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。

報告・連絡・相談をまめにすれば、上司との関係がよくなります。
小さくてささいな報告は、いちいち言うのが面倒です。
たしかに一つ一つの小さなことを報告していると、それだけでも相当な量になります。

ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。

上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。

上司との付き合い方で困る1つが、自慢話と武勇伝です。
上司はときどき、得意げに自慢話や武勇伝を語り始めます。
「俺が新人のころは、もっと大変だった」

上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。

小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。

ホウレンソウの中でも特に言いにくいホウレンソウは、トラブルに関することです。
ささいなトラブルや、ささいな失敗などは、上司に言いにくいものです。
叱られるのは目に見えているし、落ち込む自分も予想できてしまいます。

小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。

日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。

本番だけ本気で行う人を、上司は喜びません。
本番ではなく、練習のときでも本気になってぶつかっていく人を上司は快く思います。
一般的に言えば、本番のときに一番全力を出すべきだと思われがちです。

日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。

性格を、しっかり把握する。

今後の人間関係のために、上司の性格はしっかり把握しておきましょう。
上司の性格がわかれば、どう対応すればいいのかがわかり、適した話題を選べるようになります。
上司の真似ができるくらいにまで、性格を正確につかんでおくのです。

性格を、しっかり把握する。

すべての出会いを生かそう。

どんな上司であろうと、あなたのためにならない上司はいません。
どんな上司でも、あなたが学び、吸収するべき点は必ず1つはあります。
そこに気づけるかどうかは、あなたの裁量しだいです。

すべての出会いを生かそう。

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