執筆者:水口貴博

ほかの人と差をつける30の仕事術

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お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。

お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。 | ほかの人と差をつける30の仕事術

与えて、減るものと減らないものがあります。

物質的なものは、与えると、自分の分が減ります。

相手が喜ぶ物質的なものといえば、たとえば「お金」です。

お金を与えると相手は喜びますが、自分の分が減ります。

「プレゼント」も物質的です。

誕生日プレゼントも、相手はとても喜んでくれます。

もちろん物質的なものを否定しているのではありません。

ただ、物質的なものは有限であり、与える限界があると知っていただきたい。

物質で人を喜ばせることができても、限界があるため適度さが必要です。

しかし、精神的なものなら、いくら与えても、自分の分が減ることはありません。

たとえば「気配り」です。

相手を思いやる気持ちは、いくら与えても減ることはありません。

無限に与えることができるのですから、与えるなら、精神的なものを与えたほうが自分の損がありません。

「励まし」も減ることはありません。

「あなたならできるよ。大丈夫だよ」

励ますなら、いくらでもできるはずです。

そういう減らない精神的な喜びを、どんどん味わうことです。

物質的な喜びには限界がありますが、精神的な喜びには限界がありません。

あなたが差をつけるなら、精神的な喜びを与えることです。

いくら与えても減ることはないのですから、しすぎて破産することはありません。

自分のお金や立場を気にする必要もありません。

ほかの人と差をつける仕事術(8)
  • 与えるなら、減らないものを与える。
仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。

ほかの人と差をつける30の仕事術

  1. 仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本。
  2. 仕事ができる人は、声が大きい。
  3. どんなに忙しいときでも、相手の目を見て挨拶をしよう。
  4. 資料をホチキスで留めるときは、横向きではなく、斜め45度。
  5. 「なんとなく」だけで発言しない。
  6. 雑用ほど、差がつきやすい仕事はない。
  7. 仕事は与えられるものではない。
    取りに行くものだ。
  8. お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。
    気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。
  9. 仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。
  10. 仕事のタイミングによって、印象・難易度・進み具合に違いが出る。
  11. 真面目なオーラは、背筋から出る。
  12. 倒れるときも、ただでは倒れない。
    何とか前に倒れようと努力する。
  13. だらだら話す人からは、走って逃げろ。
  14. 集中力こそ、仕事の重要ポイント。
  15. 自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。
  16. 学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。
    社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。
  17. 趣味は、必ず武器になる。
  18. 当たり前の姿こそ、一番信頼のできる姿。
  19. 「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れる。
  20. 「曖昧」をなくし「はっきり」を心がける。
  21. 言葉に加えて、身ぶり手ぶりを加えよう。
  22. 高価なスーツは、自信や信用につながる。
  23. もう一踏ん張り頑張って、小さな差を積み上げる。
  24. 他人の悪口を言わないのは、難しい。
  25. 諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。
  26. 人が嫌がる仕事は「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
  27. 刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。
  28. 仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。
  29. 行き詰まったら、素直に人に相談する。
  30. プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

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