執筆者:水口貴博

ほかの人と差をつける30の仕事術

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他人の悪口を言わないのは、難しい。

他人の悪口を言わないのは、難しい。 | ほかの人と差をつける30の仕事術

「褒めること」と「悪口を言わないこと」は、どちらのほうが重要でしょうか。

褒めることは、コミュニケーションに花を加えることです。

悪口は、コミュニケーションに泥を塗ることです。

結論から言えば「人の悪口を言わないこと」のほうが圧倒的に重要です。

はるかに実行が難しいことです。

褒めて、花を加えるのは後回しでもいいですから、とにかく悪口を言って泥を塗らないことを最優先としましょう。

他人の悪口を言ってしまうと、あなたのイメージが落ちてしまい、信用・信頼の失墜につながるからです。

仕事において、信用・信頼の失墜は大きなダメージになります。

取り戻すまでに時間がかかります。

しかし、です。

他人の悪口を言ってはいけないとわかってはいるものの、それを完全に実行するのは、難しいです。

社会に出て、さまざまな人とコミュニケーションを取っていると、その難しさがわかります。

社内には、1人や2人、人の悪口が大好きな人がいます。

悪口好きな人たちと一緒にコミュニケーションを交わしていると、いつの間にか悪口に発展していることがあります。

悪いとはわかってはいるものの、話の勢いから、気づけば自分も他人の悪口に参戦していることがあります。

悪口が悪いとわかってはいても、それをしないようにするのは、かなりの努力と意識が必要です。

では、悪口を言わないように心がけるためのいい方法はないのでしょうか。

悪口を言う人とは、距離を置けばいい。

すべての人と仲良くしようとするから態度を変えて接する必要が出てしまい、ストレスになります。

距離を置けば、接点が少なくなるため、つられて悪口を言ってしまう危険も減ります。

もちろんあなたが悪口を言われてしまう立場になることもあるでしょう。

悪口を言うくらいだったら、言われるほうがましです。

それはきちんと見る人が見れば、わかってくれます。

悪口を言わないために、知恵を振り絞りましょう。

ほかの人と差をつける仕事術(24)
  • 人の悪口を言う人とは、距離を置く。
諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。

ほかの人と差をつける30の仕事術

  1. 仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本。
  2. 仕事ができる人は、声が大きい。
  3. どんなに忙しいときでも、相手の目を見て挨拶をしよう。
  4. 資料をホチキスで留めるときは、横向きではなく、斜め45度。
  5. 「なんとなく」だけで発言しない。
  6. 雑用ほど、差がつきやすい仕事はない。
  7. 仕事は与えられるものではない。
    取りに行くものだ。
  8. お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。
    気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。
  9. 仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。
  10. 仕事のタイミングによって、印象・難易度・進み具合に違いが出る。
  11. 真面目なオーラは、背筋から出る。
  12. 倒れるときも、ただでは倒れない。
    何とか前に倒れようと努力する。
  13. だらだら話す人からは、走って逃げろ。
  14. 集中力こそ、仕事の重要ポイント。
  15. 自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。
  16. 学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。
    社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。
  17. 趣味は、必ず武器になる。
  18. 当たり前の姿こそ、一番信頼のできる姿。
  19. 「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れる。
  20. 「曖昧」をなくし「はっきり」を心がける。
  21. 言葉に加えて、身ぶり手ぶりを加えよう。
  22. 高価なスーツは、自信や信用につながる。
  23. もう一踏ん張り頑張って、小さな差を積み上げる。
  24. 他人の悪口を言わないのは、難しい。
  25. 諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。
  26. 人が嫌がる仕事は「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
  27. 刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。
  28. 仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。
  29. 行き詰まったら、素直に人に相談する。
  30. プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

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