社内の人と、業務後に飲みに行くことがあります。
初めは堅い雰囲気でも、アルコールが入ると、だんだん口数も増えてきます。
上機嫌になり、はしゃいでしまうこと、ありませんか。
実は私、飲みで最大の失敗を犯したことがあります。
アルコールが入ってはしゃぎすぎて、完全に酔いつぶれたことが一度だけですが、あるのです。
情けなく、恥ずかしい失敗です。
ある金曜日の夜、仕事が終わった後に仕事仲間と計15名くらいで飲みに行くことになりました。
初めはやはり堅い雰囲気ですが、アルコールが入ってくるとだんだん盛り上がってきます。
そのとき私は、アルコールの勢いがつきすぎてしまい、完全に酔いつぶれてしまいました。
飲みすぎて気分が悪くなってトイレから出られなくなりました。
完全にお酒につぶれると、もはや動けません。
飲みがとっくに終わった後にも、トイレで終電近くまで休んでいました。
というより、寝ていました。
仕事の仲間は、大丈夫かとトイレの外から話しかけてきます。
「大丈夫……」
大丈夫ではないにもかかわらず、大丈夫と答えるお決まりのパターンです。
同僚は「大丈夫じゃないな」とずっと外で待ってくれていました。
しかし、気分の悪さでトイレから出られる状態ではありません。
私はいつの間にかトイレで3時間以上、こもり続けていました。
なんと迷惑な話でしょうか。
いまだにこの1件は、深く反省しています。
同僚に迷惑をかけてしまい、自分の痴態をさらしてしまい、今思い出すだけでも赤面してしまいます。
当然ですが、それ以来、仕事では私の酔いつぶれた話題がよく出てくるようになりました。
「あんなに飲むんじゃなかったな」と、いまだに反省してしまいます。
一度の失敗は、ずっと尾を引いてしまい、信用や信頼に響くものです。
私はそれ以来、仕事の飲みでどんなに盛り上がっても「仕事の延長」という意識を持つようになりました。
勢いが乗るのは話だけにして、お酒の勢いはつけないようにしました。
仲間と打ち解けるための飲みも、度が過ぎれば逆効果になってしまうのです。