執筆者:水口貴博

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

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食事のスピードは、相手に合わせること。

食事のスピードは、相手に合わせること。 | ビジネスパーソンのための30の食事マナー

食べるスピードを考え始めると、いよいよ本格的な社会人としての食事マナーです。

食事をするスピードについて、今まで考えたことがなかったのではないでしょうか。

仕事の関係で、取引先と食事に行ったり、また職場の上司と一緒にランチを食べに行ったりするときがあります。

そうしたとき、気をつけなければならないことがあります。

相手と一緒に食事をするときには、早すぎても遅すぎてもいけません。

まず自分が食事をするのが早い「早食いタイプ」でも、食事のスピードは相手に合わせるようにします。

相手がゆっくり食べる人なら、自分もゆっくり食べ、相手が食べ終わるころに自分も食べ終わるように調整します。

自分だけ早く食事が終わっても、相手には気分よくありません。

待たせている感じがして、相手の食事を急がせてしまいます。

一方、食事が遅すぎてもいけないのです。

食べるスピードが遅すぎると、早く食べ終わった人を待たせてしまうことになります。

「次の仕事があるのに早く食べ終わってほしい。仕事もこんなに遅いのか」

そう思われるのも仕方ありません。

相手のいる食事の際は、ペース配分をきちんと考える必要があるのです。

ビジネスパーソンのための食事マナー(21)
  • 食事のスピードは、相手に合わせる。
上司からの飲みの誘いは「仕事の延長」である。

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

  1. テーブルの上に荷物を置かない。
  2. 食事の際は、音を立てないこと。
  3. 乾杯のときに、グラスをかちんと合わせてはいけない。
  4. 飲み終わったお吸い物の蓋は、元どおりに閉めておくこと。
  5. 食べかけたものを、皿に戻してはいけない。
  6. 無礼講だとはいえ、本当に無礼になってはいけない。
  7. 食事中のタバコは、マナー違反。
  8. 食事中に会話をしてもいいが、口に食べ物を入れたままは厳禁。
  9. 飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さないこと。
  10. 乾杯のときには、お酒が飲めなくても口だけはつける。
  11. 勢いに乗っても、酔いつぶれてはいけない。
  12. 洋食では「食事中」「食事が終わりました」というサインがある。
  13. レストランで店員を呼ぶとき、大声を出さない。
  14. 食事中に携帯電話を触らない。
  15. 内輪にしかわからない話題は、控えよう。
  16. 忘れる人が多い、おごってもらったときのお礼。
  17. おしぼりで、顔を拭いていませんか。
  18. ウエイター、ウエイトレスを「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶ人は、品位を疑われる。
  19. 仕事で喫茶店へ行く場合は、周りに合わせて注文すること。
  20. 食事の場は、上司に仕事力をアピールするチャンス。
  21. 食事のスピードは、相手に合わせること。
  22. 上司からの飲みの誘いは「仕事の延長」である。
  23. 内部の機密情報を、外で口にしてはいけない。
  24. テーブルの上より下に、本性が現れる。
  25. おごってもらったら、お礼を伝えるチャンスは3回ある。
  26. 基本的に、出てきた料理は残さないこと。
  27. 立食パーティーでは、椅子を独り占めしないこと。
  28. 立食パーティーでは、決まりきった仲間で固まらない。
  29. バイキング(ビュッフェ)形式では、料理の前で立ち止まり続けないこと。
  30. バイキング(ビュッフェ)形式では、皿に何種類も盛り付けしないこと。

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