執筆者:水口貴博

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

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立食パーティーでは、椅子を独り占めしないこと。

立食パーティーでは、椅子を独り占めしないこと。 | ビジネスパーソンのための30の食事マナー

会社の創立10周年や20周年のような記念パーティーでは「立食形式」が通例です。

椅子に座って食事をするのは、少人数で楽しむ場合です。

全社員が出席するような大規模なパーティーでは、立ちながら食事ができる「立食パーティー」が当たり前です。

大勢の社員が混ざり合って会話をしながら楽しめる食事のほうが、より多くの社員とコミュニケーションができます。

こうした立食パーティーでも、大切なマナーがあります。

椅子を独り占めしないことです。

立食パーティーでは、疲れた人のために椅子が何脚か用意されているものです。

立食パーティーでは常に立ち続けているため、足がだんだん疲れてきます。

椅子は、体の弱い方のために用意されています。

特に、年配者が優先です。

電車のシルバーシートに近いものです。

しかし、みんなが立っているときは、雰囲気に溶け込むためにも、本来は「立ち続ける」のがマナーです。

新人や若い社員は座らないほうが無難です。

座るほど疲れてもいないのに座っていると、本当に疲れた人が休めなくなります。

もちろん疲れてしまったというときには仕方ないのですが、ずっと座り続けるのもマナー違反です。

ほかにも疲れている人がいるため、適度な時間でほかの人と交代するのがマナーです。

ビジネスパーソンのための食事マナー(27)
  • 椅子を独り占めするのは、やめる。
立食パーティーでは、決まりきった仲間で固まらない。

ビジネスパーソンのための30の食事マナー

  1. テーブルの上に荷物を置かない。
  2. 食事の際は、音を立てないこと。
  3. 乾杯のときに、グラスをかちんと合わせてはいけない。
  4. 飲み終わったお吸い物の蓋は、元どおりに閉めておくこと。
  5. 食べかけたものを、皿に戻してはいけない。
  6. 無礼講だとはいえ、本当に無礼になってはいけない。
  7. 食事中のタバコは、マナー違反。
  8. 食事中に会話をしてもいいが、口に食べ物を入れたままは厳禁。
  9. 飲みに行っても、翌日の仕事に支障を来さないこと。
  10. 乾杯のときには、お酒が飲めなくても口だけはつける。
  11. 勢いに乗っても、酔いつぶれてはいけない。
  12. 洋食では「食事中」「食事が終わりました」というサインがある。
  13. レストランで店員を呼ぶとき、大声を出さない。
  14. 食事中に携帯電話を触らない。
  15. 内輪にしかわからない話題は、控えよう。
  16. 忘れる人が多い、おごってもらったときのお礼。
  17. おしぼりで、顔を拭いていませんか。
  18. ウエイター、ウエイトレスを「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ぶ人は、品位を疑われる。
  19. 仕事で喫茶店へ行く場合は、周りに合わせて注文すること。
  20. 食事の場は、上司に仕事力をアピールするチャンス。
  21. 食事のスピードは、相手に合わせること。
  22. 上司からの飲みの誘いは「仕事の延長」である。
  23. 内部の機密情報を、外で口にしてはいけない。
  24. テーブルの上より下に、本性が現れる。
  25. おごってもらったら、お礼を伝えるチャンスは3回ある。
  26. 基本的に、出てきた料理は残さないこと。
  27. 立食パーティーでは、椅子を独り占めしないこと。
  28. 立食パーティーでは、決まりきった仲間で固まらない。
  29. バイキング(ビュッフェ)形式では、料理の前で立ち止まり続けないこと。
  30. バイキング(ビュッフェ)形式では、皿に何種類も盛り付けしないこと。

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