会社の創立10周年や20周年のような記念パーティーでは「立食形式」が通例です。
椅子に座って食事をするのは、少人数で楽しむ場合です。
全社員が出席するような大規模なパーティーでは、立ちながら食事ができる「立食パーティー」が当たり前です。
大勢の社員が混ざり合って会話をしながら楽しめる食事のほうが、より多くの社員とコミュニケーションができます。
こうした立食パーティーでも、大切なマナーがあります。
椅子を独り占めしないことです。
立食パーティーでは、疲れた人のために椅子が何脚か用意されているものです。
立食パーティーでは常に立ち続けているため、足がだんだん疲れてきます。
椅子は、体の弱い方のために用意されています。
特に、年配者が優先です。
電車のシルバーシートに近いものです。
しかし、みんなが立っているときは、雰囲気に溶け込むためにも、本来は「立ち続ける」のがマナーです。
新人や若い社員は座らないほうが無難です。
座るほど疲れてもいないのに座っていると、本当に疲れた人が休めなくなります。
もちろん疲れてしまったというときには仕方ないのですが、ずっと座り続けるのもマナー違反です。
ほかにも疲れている人がいるため、適度な時間でほかの人と交代するのがマナーです。