執筆者:水口貴博

知的な話し方をする30の方法

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よく知らない言葉や表現は使わない。

よく知らない言葉や表現は使わない。 | 知的な話し方をする30の方法

頭の良い人だと思われるような会話では、とりわけ失敗をしないことが大切です。

会話の中で大きな間違いを知らないうちに口にしてしまうことがあります。

気づいていないのは本人だけだと、周りの人から「こんなことも知らないの」と思われかねません。

とはいえ人間ですから、知らない言葉や表現もあります。

そのための対策として「自分から進んで、知らない言葉は使わない」ということを意識しましょう。

使い方のわからない言葉や表現は、無難に使うことを避けたほうがいいのです。

「閑話休題」という言葉があります。

「ところで」「それはさておいて」という言葉です。

知っている人は知っている言葉ですが、知らない人は知らない言葉です。

この言葉を聞いたことはあるけれど、どのような意味か、どういう使い方をするのか、自信がなければ使うのを避けたほうがいい。

かっこつけて、難しい言葉やかっこいい表現を使おうとすると、使い方を間違えてしまい、恥ずかしい姿をさらしてしまいます。

そういえば、今使った「恥ずかしい姿」も、難しい言葉では「痴態」と言います。

「痴態をさらす」とよく言います。

私には聞き慣れた言葉ですが、小学生や中学生には「なんだろう?」と思ってしまうでしょう。

難しい言葉は、相手のためにも使わないほうが無難なのです。

自分は知っていても、相手が知らないために、意味が伝わらないこともあります。

私はよく、自分の言いたいことを簡単な言葉に言い換えて表現しています。

知らない言葉を使わないことは、自分のためだけでなく、相手のためにもなるポイントなのです。

知的な話し方をする方法(12)
  • 自信のない言葉や表現は、使うのをやめる。
何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。

知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。

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