執筆者:水口貴博

知的な話し方をする30の方法

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話し方で、あなたが決まる!

話し方で、あなたが決まる! | 知的な話し方をする30の方法

話し方は、人の印象を大きく変えます。

きれいな日本語を使った言葉は、しっかりした印象を受けます。

「どうもありがとうございます」

「いつもお世話になっています」

「今後ともよろしくお願いいたします」

教養と品格がある印象を受け、育ちのよさを感じます。

こうした人には信用されやすく、仕事や人間関係もうまくいきそうです。

その一方で、乱暴でがさつな言葉もあります。

「まじ!」

「っていうか」

「~みたいな」

「知らねえよー」

「まじ、やばい」

聞く人の印象は「軽い人」となり、信用できない人に映るばかりか、知的レベルの低さまでうかがえます。

成績も過去も行いも、見たわけではありません。

しかし、話し方だけで「きっとあまり勉強してこなかった人なんだろうな」「何だか信用できないな」と感じます。

これほど悪い印象に映ってしまう現実があるのです。

こうした軽い人にうっかり自分の秘密を打ち明けたら、すぐ他人に話してしまいそうです。

当然、自分の悩みを打ち明ける人になるわけでもなく、大切な話をする相手でもありません。

仕事関係も友人関係も、うまくいきそうにありません。

「人間関係に悩んでいます。周りの友人が私をばかにします。まじ、何とかしたいんだけど」

荒っぽい話し方で、相談をされたことがあります。

「こんな軽い話し方だから侮辱されるんだよ」と即座に思いました。

軽い話し方をしているから、接するほうも軽く見てしまうのです。

軽く考え、軽く接して、大切にされません。

「よい印象を持ってもらいたい!」というなら、話し方は重要です。

人間関係を大切にしたい人も同じです。

話し方1つで、あなたの品位が決まり、人間関係が決まり、印象までが変わってしまいます。

品位のある言葉を身につけましょう。

話し方を磨きましょう。

まず心がけることは「学生言葉」をやめることです。

学生が使うから学生言葉ではありません。

場をわきまえず、世間を知らず、マナーも知らない人が使う言葉のことを「学生言葉」というのです。

あなたが今、学生でも、マナーを知っている人なら、学生言葉を早くに卒業することです。

いずれ社会に出てからは、学生言葉は通用しなくなります。

学生言葉を卒業する時期は、早ければ早いほどいいのです。

知的な話し方をする方法(1)
  • 学生言葉を卒業する。
語尾を伸ばすと、品位が下がる。

知的な話し方をする30の方法

  1. 話し方で、あなたが決まる!
  2. 語尾を伸ばすと、品位が下がる。
  3. 「しかし」「でも」「だけど」は、反感を抱かれる話し方。
  4. ばかという人が、ばかにされる。
  5. 「かもしれない」「だと思う」は、心に響かない。
  6. 「たとえ話」は、自分のためにも、相手のためにもなる。
  7. トーンの低い声は、説得力が生まれる。
  8. オーバーな表現を使いすぎると、誰も話を真剣に聞いてくれなくなる。
  9. 要約をして、話がようやくまとまる。
  10. 「ええと」「あのー」を使わない。
  11. 本当の話し上手は、必ず話が短く、テンポがよい。
  12. よく知らない言葉や表現は使わない。
  13. 何でも「Yes」と答える人は、利用される人になる。
  14. 返事が速いと、仲良くなるのも速くなる。
  15. 理由をつけて話をすると、説得力が生まれる。
  16. 正しい日本語を使ってこそ、正しい会話ができる。
  17. 質問する人は、頭がいいと思われる。
  18. 相手の主張を、一部肯定すると、話も聞いてもらいやすくなる。
  19. 声の大きさは、自信の大きさ。
  20. 「要は」を連発する人の話は、いつまでもまとまらない。
  21. 5W1Hを含めると、会話がわかりやすくなる。
  22. 見下した言い方をする人が、見下される。
  23. 自慢話と自己アピールの違い、あなたにはわかりますか。
  24. だから敬語は素晴らしい。
  25. 体験談を、会話の中に含めよう。
  26. 人の評価より、自分の評価を気にしよう。
  27. 差別発言は、品位を下げる。
  28. 口数を減らすと、一言の重みが増す。
  29. 口数が多くなると、言葉だけでなく、人としても軽く見られる。
  30. 興味がない話は、教養として聞けばいい。

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