「自慢話」と「自己アピール」を一緒にしていませんか。
話の内容は、どちらもほとんどが同じです。
どちらも、自分の素晴らしい点をアピールすることです。
しかし、似ているような両者ですが、受ける印象はまったく異なります。
自慢話は、横柄に聞こえます。
自己アピールは、爽やかに聞こえます。
自慢話をする人は嫌われ、自己アピールをする人は尊敬されます。
自慢話と自己アピールの違いは、どこから生まれるのでしょうか。
この違いです。
面接で自分のことをアピールしようと、過去の栄光や所持している資格、功績などを自ら口にすることがあります。
面接では、自分の話は自慢話にはなりません。
面接官から「あなたのことについて教えてください」と聞かれるからです。
聞かれているから、堂々と自分のできることや取得している資格などを話してもかまいません。
どれだけ話しても自慢話にはなりません。
きちんとした自己アピールになります。
一方、自分の学歴を突然話す人がいます。
これは自己アピールではなく、自慢話になります。
聞かれていないからです。
聞かれてもいないのに「俺はこれができる、こんな資格を持っている、こんなにすごい」と話してしまうと、自慢話に聞こえます。
話す内容は同じでも、聞いてから話をするのか、聞いてもいないのに話をするのかの違いによって、印象はまったく変わるのです。
自分の話は、聞かれてから話をすることです。
聞かれてもいないのに話をすると、自己アピールではなく、すべて自慢話になってしまうのです。
「聞いてもいないのに話をする」「聞いたから話をする」この違いをしっかり心に留めておきましょう。
自分のことを誇示したがる人は、特に気をつけましょう。
自分の話は、聞かれてからすればいいのです。