本質的に人は、学ぶことが好きな生き物です。
もちろんあなたも、実は学ぶことが好きな人間です。
「勉強が好きな人なんていない」と言いますが、それはうそです。
ちょっと悪い勘違いをしているだけです。
学生時代、勉強が嫌いだったのは、理由があります。
勉強を強制されていたからです。
試験で悪い点を取るたびに叱られていたからです。
成績を争う環境や、偏差値を重視する環境にいたからです。
嫌な先生がいて、その先生を憎むあまり、その科目まで嫌いになったケースもあるでしょう。
これでは勉強に抵抗感が生まれるのも当然です。
勉強にネガティブな感情が生まれるような出来事があったため「勉強が嫌い」という思い込みが生まれています。
その誤った思い込みが、今も続いているという状態です。
本質的に人は、学ぶことが好きな生き物です。
「勉強が嫌い」というのは勘違いです。
昔の強制体験のせいで、悪い思い込みにとらわれているだけです。
過去にちょっとした強制があり、それに苦しんでいたせいで「勉強が嫌い」と思い込んでいるにすぎません。
勉強が嫌いという人であっても、好きな趣味のことならもっと知りたいと思うでしょう。
勉強しろと言われなくても、自分から積極的に学ぼうとするはずです。
もともと科学に興味があるなら、勉強したくてたまらず、いても立ってもいられないはずです。
大人になってから勉強の素晴らしさに気づく人は多い。
それは時間が経つことで、昔のネガティブな記憶が忘却され、本来の欲求を取り戻すからです。
いま一度、悪い思い込みを捨てて、自分の素直な欲求に気づいてください。
競争も偏差値も点数も抜きにして「学ぶことの楽しさと素晴らしさ」に気づけば、勉強したくてたまらなくなります。
学びの欲求を爆発させてください。
自分の興味関心に任せて、どんどん勉強していきましょう。