執筆者:水口貴博

心の汚れを取り除く30の方法

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気の進まないことをすれば、それだけで心は重くなる。

気の進まないことをすれば、それだけで心は重くなる。 | 心の汚れを取り除く30の方法

気の進まないことにはできるだけ近づかないようにすることです。

あなたは生まれつき、自分だけの独特の磁石を持っています。

磁石には「N極S極」という磁場があるように、あなたにも「好き嫌い」という磁場があるのです。

好きなことには単純に引き寄せられます。

あなたが自分から力を入れなくても、自然と引き寄せられます。

離れようとすることのほうが、大変なくらいです。

しかし、嫌いなことに対しては、逆に反発感を抱いてしまいます。

自分から近づこうとしても力が入り、近づく距離が短くなるほど反発力も大きくなります。

好きなことは離れようとしても離れることができない一方で、嫌いなことは近づこうとしても近づけないようになっているのです。

自分の気の進まないことには、正直に近づかないようにすることです。

それが一番自然であり、肉体的にも精神的にも健康的だからです。

無理をして近づいても、力ばかりが入ってしまい疲れます。

それでいて、ちょっと気が緩むと、すぐまた離れます。

近づくためには力が必要であり、接近を維持するためにも大きな力が継続して必要です。

これが体を壊す原因になるのです。

お金持ちになってやるという野望のために、気の進まない医者ややる気の出ない弁護士の道を、無理をして進んでもなれません。

なれたとしても、そこに本当の生きがいを見い出すことは難しいことでしょう。

反発を感じながら、気が進まず嫌がりながらしていると、いずれ疲れ果ててしまいます。

医者や弁護士になれる人は、心からそれを望んでいる人たちだけです。

お金のためではなく、心から人を助けたいと思い、病気を治すことに生きがいを感じ、好きなことだという人がなれる職業です。

本当は好きではないが、お金のためにやっているということは、自分の心に正直になっていないということです。

無理をして近づいても、反発し合う磁石のように、すぐ疲れてやる気も出ないのです。

気の進まないことをすれば、それだけで心が重たくなり、自分こそ病気になってしまうのです。

心の汚れを取り除く方法(27)
  • 気の進まないことは、しないようにする。
他人に気を使うのではなく、親切になればいい。

心の汚れを取り除く30の方法

  1. 心はもともと明るく輝いている。
    明るい心は、雲を取り除くだけでいい。
  2. プラス思考になってはいけない。
  3. 本当のプラス思考とは、そうとしか思えない現実に気づくこと。
  4. つらい出来事も感謝に気づけば、プラスとしか考えられなくなる。
  5. 人間は現実に悩むのではない。
    妄想によって悩むのだ。
  6. 悪口を言うと、自分のイメージを下げてしまう。
  7. どうしても言いたい悪口は、ノートに書いてしまえばいい。
  8. 心のフィルムをきれいにしないかぎり、映し出される現実は汚れたままになる。
  9. 見ている現実の汚れは、あなたの心の汚れが原因。
  10. 今に感謝した瞬間、過去の印象は、黒から白になる。
  11. 見栄を張るから、自分らしく生きられなくなる。
  12. 今、つらいですか。
    それなら、今は幸せということです。
  13. 人間がこの世において1から作り出したものなど、1つも存在しない。
  14. 自分は小さくて弱い存在だと気づく。
    だから強くなれる。
  15. 本当の謙虚とは、自分の素晴らしさを認めること。
  16. 親からの愛情は、子どもがもつ愛情の土台になる。
  17. 大きな支えほど、支えられていることに気づきにくい。
  18. 勝ち負けより、楽しさを意識するほうがいい。
  19. 読書をした後は、行動をしないといけなかった。
  20. 行動を変えることで、心を変える。
  21. 心の汚れを取りたければ、言葉の汚れを取ること。
  22. 病気、事故、喧嘩は、自然に反している警告。
  23. 不安と恐怖は、過去の暗い記憶によって作り出されている妄想。
  24. わからないときには、シミュレーションをすればいい。
  25. 親と離れたほうが、親のことがよくわかる。
  26. 正直にならないと、生活も心も汚れてしまう。
  27. 気の進まないことをすれば、それだけで心は重くなる。
  28. 他人に気を使うのではなく、親切になればいい。
  29. 反抗をするなら、本当の反抗をしなさい。
  30. 自分の勉強こそ、最大の勉強だ。

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