あなたの専門分野は何ですか。
社会人であれば、仕事に関係した仕事の専門分野があるでしょう。
せっかく勉強するなら、やはりまず自分の専門分野から始めるはずです。
仕事に関係している専門分野であれば、高いモチベーションで取り組めるでしょう。
専門分野は、できるだけ詳しく知っておく必要があり、時間や労力をかけて学ぶはずです。
専門分野の知識が豊富になれば、仕事もスムーズになり、キャリアアップにもつながります。
仕事熱心なあなたであれば、専門分野の勉強をしっかり頑張っていることでしょう。
しかし、ここに落とし穴があります。
専門分野の勉強もいいのですが、そればかりではなかなか視野は広がりません。
専門分野に一点集中することで、知識やスキルを深掘りできる一方、そこだけに視野が限定され、周りが見えなくなります。
いつの間にか「閉じた世界」に陥っていて「井の中の蛙」になっている可能性があります。
「専門分野については知っているが、それ以外は無知」ということが少なくありません。
そこで大切なのは「専門分野以外の勉強」です。
専門分野について学ぶのもいいですが、たまには専門分野以外も勉強してみてください。
「こんな世界があったのか!」と衝撃を受けるでしょう。
新鮮な知識が得られたり新しい価値観に出会ったりして、自分の中に変化が生まれます。
今まで見ることのなかった世界を知ることで、豊かな感性が養われ、ぐっと視野が広がるのです。
仕事とまったく関係ないことでいいのです。
専門分野以外の勉強は役立たないと思われますが、実際はわかりません。
遊びで身につけたスキルや経験が、仕事で役立つことはよくあること。
何らかの形で自分の仕事に生かされることは珍しくありません。
興味のあることでいいのです。
遊びや趣味について勉強してみるのもよし。
本を読んだり、動画サイトで学んでみたりなど、その気になれば勉強の材料はごろごろ山ほど転がっています。
自己流で難しいと感じるなら、学校や教室に通ってみてはいかがでしょうか。
新しい勉強ができるだけでなく、新しい人間関係ができたり、家庭や仕事とは別の居場所ができたりなどのメリットもあります。
専門分野以外の勉強こそ、視野を広げることに貢献するのです。
大学生であれば、専攻とは無関係の講義を受けてみるのも1つのアイデアです。
卒業に関係しなくても、視野の拡大に貢献します。