視野を広げるためには、素直に人の話を聞く姿勢が大切です。
素直に人の話に耳を傾けると、自分の思い込みに気づかせてくれます。
「すっかり見落としていた」
「たしかにそういう考えもある」
「新しい気づきが得られた」
さまざまな意見に触れることは、視野を広げる一助となります。
既知の内容もあっても無駄にはなりません。
復習や再確認にもなるので、傾聴する価値は十分あります。
素直に人の話に耳を傾けることで、新しい視点が得られたり見過ごしていたことに気づかせてくれたりするのです。
もともと頑固で人の話を聞かない人もいるかもしれません。
もちろん頑固も1つの個性ですが「視野を広げる」という点では、残念ながらマイナスポイントです。
自分の考えに縛られてしまい、自分の世界に閉じこもることになります。
性格なので今すぐ変えるのは難しいかもしれませんが、少しずつであれば、変えていけるのではないでしょうか。
「できない」と思うからできないのであって「できる」と思えばできます。
心の扉を少しずつ開くイメージで、少しずつ自分を変えていきましょう。
頑固を改め、素直な姿勢を大切にしましょう。
話を聞くときは「違う」「反対」「そう思わない」など、否定的な発言は述べません。
途中で相手の話を否定することは、結局相手の話を拒むことになり、素直に話を聞く姿勢に相反します。
話を聞くときは「なるほど」「そういう考え方もありますね」など、前向きな返事を心がけるようにしてください。
首をかしげる話も、最初から拒否するのではなく、いったん飲み込んでみること。
時には抵抗を感じる話や理解しがたい話もあるかもしれませんが、聞くだけなら損はありません。
抵抗を感じる話や理解しがたい話は「参考」として聞くようにしましょう。
素直に人の話を聞き、いろいろな人の意見を受け入れていくことで、おのずと視野が広がっていくのです。