執筆者:水口貴博

自分を大切にする30の言葉

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あなたは今、自分の年齢を即答できるか。

あなたは今、自分の年齢を即答できるか。 | 自分を大切にする30の言葉

あなたは今、自分の年齢を即答できますか。

ウェブの年齢計算のツールは使わず、今この場ですぐ答えられるかです。

即答できるのならいいのです。

きっと毎年、きちんと誕生日を祝っているのでしょう。

自分の年齢を快く受け入れ、人生に前向きな姿勢があるのでしょう。

即答できるのは、自分の年齢を意識する機会が多く、肯定的な気持ちがある証拠です。

しかし、答えに詰まることがあればイエローカードです。

年齢を重ねるにつれて、年齢への意識が希薄になり、ネガティブな感情を持つ傾向が見られます。

年齢を考えることが減ったり、自分の誕生日を祝うことが減ったりです。

「年齢なんて考えたくない」という反発心もあるのかもしれません。

特に40代以降は顕著です。

若いとは言えない年齢になると、年齢を考えることに消極的になります。

誕生日を迎えても素直に喜べず「年齢は聞かないで!」と声を荒らげる人も少なくありません。

自分の年齢を考えたくない意識が働くようになり、ますます年齢の把握を妨げるのです。

自分の年齢を即答できなくても大したことはないと思いますが、そうとも言い切れません。

少なくともイエローカードに相当します。

なぜ年齢を答えられないのは、問題なのか

認知症のテストの1つに「年齢を答えてください」という問いがあります。

脳梗塞や脳しんとうなど脳の病気で病院を受診したときも、見当識の確認で聞かれる定番の質問です。

つまり、年齢を即答できないということは「脳に異常あり」「認知症の疑いあり」と判断されても仕方ないということです。

誰でも答えられる基本的な質問だからこそ、即答できないと、要チェックの評価が下ります。

年齢を即答できないくらい大した問題ではないように思えますが、冷静に考えると、なかなか笑えない状況なのです。

年齢を即答できないと、日常で支障が出ることもあります。

問診票で年齢を記入するとき、戸惑うことになります。

年齢を間違って記入すると、後から訂正が必要になって、ややこしいことになるでしょう。

そもそも年齢を考えたくない気持ちは、若さに価値観を置いている証拠であり、好ましいことではありません。

若さに価値を置いていると、年齢を重ねることに抵抗が生まれ、明るい展望や建設的な未来を描けなくなります。

年齢を意識する機会を作る

年齢を意識する機会を作ることです。

年齢を即答できないのは、老いにネガティブな価値観があったり、年齢を祝うイベントが不十分だったりする可能性があります。

年齢を意識したくないのかもしれません。

だからといって年齢を無視するのはもっと良くありません。

いま一度、年齢を即答できるようになっておきましょう。

誕生日はきちんと祝い、生きていることに感謝して、自分の年齢に誇りを持つことが大切です。

自分の年齢に誇りを持てば、おのずと意識する機会が増え、即答できるようになります。

若いとは言えない年齢であってもいいのです。

年齢は、否定するものではなく、肯定するものです。

年齢は、あなたがこれまで頑張って生きてきた数字です。

年齢が上がれば上がるほど、立派な勲章になります。

自分の年齢ほど、大切な数字はありません。

自分の年齢を即答できる人は、体は老いていても、心は若いのです。

自分を大切にする言葉(24)
  • きちんと今の年齢を把握し、年齢を聞かれたとき、即答できるようにしておく。
健康診断を受けるのは、自分を大切にする姿勢。

自分を大切にする30の言葉

  1. 「私は私の宝物」と口に出そう。
  2. 無理なキャラクターを演じるのではない。
    自分らしいキャラクターを貫くのだ。
  3. 人生で最も素晴らしい運命の人とは。
  4. 鏡を見てください。
    目の下にくまができていませんか。
  5. どうしても抵抗があることは、きちんと断る。
  6. 自分の配慮不足は、相手の非言語情報を頼りに気づく。
  7. 挨拶直後に目をそらすと、相手に悪印象を与える。
  8. 仕事はぱんぱんになっていなくても、心がぱんぱんになっていたら、ブレーキを踏もう。
  9. 顔にしみや吹き出物があっても、気にしなくていい。
    自分が思っているほど、見られても気づかれてもいない。
  10. 自分らしく生きられたら、結果にかかわらず、すべて成功。
  11. 淡々とした声で自分の状態を口に出せば、メタ認知が向上する。
  12. 模試の結果が悪くても、落ち込む必要はない。
    「本試験でなくて良かった」と考えよう。
  13. 「私ってダメな人間」を禁句にしよう。
  14. どれだけ仕事ができなくても、自分を「無能」と言ってはいけない。
  15. 頑張った自分を褒めるよう。
    きちんと休んだ自分も褒めよう。
  16. 人間ドックで異常が見つかったら、帰りに改善本を買って帰ろう。
  17. 100円ショップで真剣に選ぶあなたは、素晴らしい。
  18. 焦ることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  19. 自分と同じ状況の人とつながるだけで、励まされる。
  20. 喉が渇いてから水を飲むのでは遅い。
    喉が渇く前に水を飲もう。
  21. 寝具にかけるお金は、健康への投資。
  22. 負けを取り返そうとしても、ドツボにはまるだけだ。
    ギャンブル依存症の話を聞いたことがないのか。
  23. 最後に体重計に乗ったのはいつですか。
  24. あなたは今、自分の年齢を即答できるか。
  25. 健康診断を受けるのは、自分を大切にする姿勢。
  26. 前向きに考える。
    徹底的に前向きに考える。
  27. 挨拶をして人違いであっても「挨拶して良かった」と考えよう。
  28. 口下手であっても問題はない。
    「不言実行」のキャラクターで活躍すればいい。
  29. 過去の失敗を、武勇伝のように話すことほど恥ずかしいことはない。
  30. 箸の持ち方を直すのに、遅すぎることはない。

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