買い物の失敗も、たまには必要です。
もちろんなければいいですが、やはり買ってみなければわからないこともあります。
面白そうだから本を買ったが、読んでみると大して面白くなかった経験。
機能が豊富だから買った電化製品は、機能が豊富すぎて逆に使いづらかった経験。
デザインが気に入って購入した服は、洗濯をすればすぐ色あせてしまい、がっかりした経験。
購入してからでなければ、わかりづらいことがあるのは事実です。
なければいい買い物の失敗ですが、たまにはあります。
何度も失敗を経験して、買い物の失敗をゼロに近づけることはできますが、完全にゼロにするのはなかなか難しい。
買い物に失敗すれば、金銭的なダメージはもちろんのこと、いらいらや後悔があります。
しかし、成功であれ失敗であろうと、買い物をした時点で確実に増えているものがあります。
経験量を増やし、新鮮な刺激を受けた事実です。
これだけは変わりません。
それは脳に刺激を与えるばかりではなく、あなたの生活に張りを与え、生き生きさせます。
それがいい。
買い物は「失敗してはいけない」と考えるのではなく「たまには失敗してもいい」と考えます。
「買い物で失敗をしてもいい」と考えれば、気が楽になりませんか。
行動力が湧き、失敗が怖くなくなります。
買い物の失敗は「授業」だと考え、失った金額は「授業料」だと考えるくらいでいい。
一番怖いのは、買い物さえもしなくなることです。
節約する気持ちが強くなり買い物さえしなくなければ、体を動かす機会が減り、わくわくする機会も減ります。
受ける刺激が少なくなり、急に老け込んでしまいます。
買い物をしようとすることは、若返りの刺激に飛び込むことなのです。