執筆者:水口貴博

整理整頓で心まで豊かにする30の方法

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「高い安い」で整理整頓しない。「好き嫌い」で整理整頓する。

「高い安い」で整理整頓しない。「好き嫌い」で整理整頓する。 | 整理整頓で心まで豊かにする30の方法

整理整頓をしようとするとき、つい値段のことを考えます。

高価な物は捨てづらく、また安いものは捨てやすいものです。

高いお金を出して買ったけれども実際は全然使わないものもあれば、安かったけれどもよく使うというものもあります。

いえ、そうしたことのほうが日常茶飯事です。

基本に戻りますが、部屋に残しておくものというのは「使う物」に限ります。

ただそこに「値段が高い、安い」という基準を設けてしまうと、整理整頓が突然しづらくなってしまうのです。

お金が中心の資本主義の中で生きる人間は、何事も値段で価値を計ろうとしてしまいます。

値段の高いものには「お!」と驚きますが、安物には「ああ、そう」と白けてしまいます。

これが人間の悪いところです。

「高いものはよいもの」「安いものは悪いもの」という基準を作ってしまい、その考えが整理整頓を難しくさせてしまうのです。

「高いか安いか」で整理整頓をしてはいけません。

実際には「好きか嫌いか」を基準に決めることが最も大切なポイントなのです。

「お気に入り」という言葉があります。

日常でよく使うものは「高価なボールペン、高価な服」ではなく「お気に入りのボールペン、お気に入りの服、」です。

高価だからよく使うものでもなく、愛着があるわけでもなく、日常よく使い愛着があるのは「お気に入り」のものなのです。

「お気に入り」という言葉がついているものは、つまり「好き」だということです。

整理整頓をするうえで大切なことは、自分のお気に入りに従い「好き、嫌い」で「残すか、捨てるか」を判断することです。

決して「高い、安い」で決めることではないのです。

整理整頓で心まで豊かにする方法(13)
  • 「お気に入り」だけ、部屋に残す。
おしゃれな入れ物を捨ててしまう。

整理整頓で心まで豊かにする30の方法

  1. 「部屋の整理整頓=心の整理整頓」
  2. 整理をするとは、捨てること。
  3. いらない物は片付けるより、捨てるのが一番。
  4. 捨てることは、物質的に限った話ではない。
    精神的なことにも当てはまる。
  5. 部屋にたくさんの物が置かれているのは、心の穴を埋めている姿。
  6. コンプレックスを埋めるために、物を持とうとしてしまう。
  7. 過去→心→言葉→行動。
  8. 捨てることは、手に入れること。
  9. 心がすっきりしている人は、メモが習慣になっている。
  10. いろいろな物を中途半端にもたない。
    一点豪華主義になる。
  11. 整理整頓するから心がすっきりするのではない。
    心がすっきりしているから部屋も整理整頓されていく。
  12. 手放すから余裕ができる。
    整理整頓は、手放したときに実現する。
  13. 「高い安い」で整理整頓しない。
    「好き嫌い」で整理整頓する。
  14. おしゃれな入れ物を捨ててしまう。
  15. レンタルできるものは、徹底的にレンタルに頼る。
  16. 整理整頓は、生活しやすく住みやすくするための手段である。
  17. 整理整頓の第一歩は、軽い気持ちで始める。
  18. 整理をするとは、統一させること。
  19. テーマを決めると、整理整頓ができる。
  20. 人の本性は「言葉」ではなく「行動」に表れる。
  21. 部屋がすっきりしていない人は、人間関係もすっきりしていない。
  22. 大きな模様替えの前には、大破壊が必要。
  23. 元気の出る部屋にしよう。
  24. やる気は今が一番の旬。
    後回しにすると、やる気がなくなってしまう。
  25. 自分を偽る人は、本当の改善がいつまで経ってもできない人。
  26. 整理整頓が習慣になっている人は、すべてにおいて整理整頓ができるようになる。
  27. もらうより、買うほうがいい。
  28. 整理整頓で、仕事も恋も友人関係もうまくいく。
  29. 手に入れる豊かさより、手放すことによる豊かさのほうが上回っている。
  30. この世には、全体として宇宙という「1つ」しかない。

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