誰でもミスや間違いを犯します。
大切なのは、ミスや間違いを犯したとき、どんな態度でどう対応するかです。
謝り方は出世に影響するポイントですから、しっかり注意を払っておくことが大切です。
出世できない人の特徴は、謝り方が言い訳がましいことです。
遅刻したときも「電車が遅延していたせいです」「途中でおなかの調子が悪くなりました」と言い訳をします。
「時間に遅れると先にメールを送ったはずです!」と逆ギレする人さえいます。
仕事で間違いを見つけたときも「うっかりしていました」とぐだぐだ言います。
「結果に影響はないのですから、別にこれくらいいいじゃないですか!」と自分を正当化しようとすることもあります。
納期が遅れたときも「ちょっと別件が立て込んでいました」と言い訳をします。
「ちょっと遅れただけじゃないですか!」と変な理屈で責任逃れをしようすることもあります。
素直に自分の非を認めることができず、ぐだぐだ責任逃れの話を始めます。
それどころか逆ギレや正当化をすることさえあり、これでは敵を増やすばかりです。
「申し訳ございませんでした」の一言がありません。
「何とか体裁を保ちたい」
「ここで謝ったら負けになる」
「自分のプライドを傷つけたくない」
つまらない見栄やプライドが邪魔して、なかなか自分の非を認めようとしないのです。
謝り方が言い訳がましいと、相手に不快な印象を与えます。
素直に謝ることができないと、きちんと成長も改善もできず、同じことが繰り返されます。
たとえ最初に謝っても、その後ぐだぐだした言い訳が続くのはよくありません。
素直に自分の非を認めず、ぐだぐだ言い訳する人には不快感を覚えます。
言い訳をする人は反省することもないため、同じミスや過ちが繰り返されます。
上司からもみんなからも嫌われることになり、出世が遠のくのです。
出世する人の特徴は、謝り方が潔いことです。
遅刻をしたとき、言い訳をしません。
「申し訳ございませんでした」と潔く謝ります。
ミスや間違いを指摘されたときも、余計な言い訳はしません。
ぐだぐだ責任逃れをすることもありません。
はっきり謝罪の言葉を述べ、深々と頭を下げます。
謝罪の気持ちを、言葉だけでなく態度でも示します。
きちんと自分の非を認めることができる人には、素直な心と謙虚な姿勢が感じられます。
素直に謝れば、相手の怒りが収まるのも早くなり、トラブルを最小限にできます。
きちんと謝って反省するからこそ改善がスムーズにでき、成長もしていけます。
上司から見ても「この人はきちんと成長できるだろう」という期待を感じさせます。
潔く謝れば、それ以上トラブルが大きくなることはありません。
潔く謝るから、ミスや間違いも許してもらえます。