執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

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うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。それが問題だ。

うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。それが問題だ。 | 食べることを楽しむ30の方法

うっかりまずいものを口にすることがあります。

まずいとわかっていればあらかじめ避けられますが、どうすることもできないこともあります。

特に初めて食べるものは、実際に食べてみないと味がわかりません。

初めて食べたものが、思いのほかまずくて困ることがあるでしょう。

基本的な場面ですが、そのときの対処を意外ときちんと考えたことがない人も多いのではないでしょうか。

うっかりまずいものを口にしたとき、どうするか。

そのまま飲み込むべきか、無理をせず吐き出すべきか。

うっかりまずいものを食べたときの対処を整理しておきましょう。

飲み込めるなら飲み込む

飲み込めるなら飲み込みましょう。

まずくても、一口程度なら飲み込めることが多いでしょう。

まずい味でも飲み込んでしまえばわかりません。

水やお茶があれば、一緒に口に含むと飲み込みやすくなります。

体に悪いような気がしますが、食品として提供されているということは少なくとも害はないという証拠です。

ほかの人が問題なく食べていて、自分だけ抵抗を感じている食べ物なら飲み込んでも問題ないでしょう。

どうしても飲み込めないなら、無理をしないでそのまま吐き出す

飲み込むことすらできないほど抵抗を感じるものもあるでしょう。

「辛すぎる」「甘すぎる」「苦すぎる」です。

口にした瞬間、強い不快感があって飲み込むことすらできません。

強烈な抵抗感があるなら、たとえ一口でも飲み込むのが難しいもの。

ここで大切なのは「無理は禁物」ということです。

どうしても飲み込めないときは、そのまま吐き出しましょう。

無理やり飲み込もうとすると、かえって体調を崩してしまいかねません。

食べ残すことになりますが、仕方ないことですから罪悪感は不要です。

ゴミ箱やエチケット袋があるなら、そこに吐き出します。

ゴミ箱もエチケット袋もないなら、お皿の上に吐き出して、隅に寄せておくようにします。

そのままでは見苦しいため、持参のティッシュで上から覆っておくといいでしょう。

食べることを楽しむ方法(23)
  • うっかりまずいものを口にしてしまったとき、飲み込めるなら、そのまま飲み込む。
  • どうしても飲み込めないなら、無理をしないでそのまま吐き出す。
便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。

食べることを楽しむ30の方法

  1. 食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
  2. おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
    おいしく味わった人が幸せになる。
  3. 忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
  4. 食べたいものから食べよう。
    後回しにしていると、ろくなことにならない。
  5. なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
  6. 高級なものが贅沢な食事とは限らない。
    贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
  7. 料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
  8. 食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
  9. たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
  10. 「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
  11. 小食にコンプレックスを持つ必要はない。
  12. 歯を大切にしてしすぎることはない。
    おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
  13. 甘いものに興味がないふりをしないでください。
  14. なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
  15. 「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
  16. お箸の正しい持ち方ができていますか。
  17. 組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
  18. あなたは食のレポーター。
    コメントしながら食べてみよう。
  19. 食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
  20. 食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
    きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
  21. 食事中にため息をつくのは、マナー違反。
  22. 飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
  23. うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
    それが問題だ。
  24. 便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
  25. 食べることで、楽しめるようになる。
  26. 苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
    奇跡が起こるかもしれない。
  27. デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
  28. 食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
  29. その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
    だからあなたは、それを食べる。
  30. 私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

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