執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

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お箸の正しい持ち方ができていますか。

お箸の正しい持ち方ができていますか。 | 食べることを楽しむ30の方法

お箸の持ち方を振り返ってみてください。

正しい持ち方ができていますか。

ときどきお箸の持ち方がおかしな人がいます。

握るような持ち方、ペンを持つような持ち方、箸先が交差する持ち方。

もちろんお箸の持ち方がおかしくても、食事をすることはできます。

箸先で食べ物をつまんで口まで運んでいければ、ひとまず食べることはできます。

どんな持ち方であろうと、使うことさえできれば大きな不便はないでしょう。

「お箸の持ち方なんて人それぞれでいい」

「お箸の持ち方は使えればそれでいい」

そうした考えを持つ人もいるかもしれません。

しかし、いくら自分では問題ないと思っていても、お箸の誤った持ち方には注意が必要です。

大きな不便はなくても、いつの間にかあなたの悪印象につながり、不利益を招くことがあるからです。

世間は、お箸の持ち方で人の良しあしを判断する

食事で不便はなくても、お箸の使い方が悪いのはよくありません。

お箸の使い方が悪いだけで、周りからは「育ちが悪い」「礼儀がなっていない」「親の顔が見てみたい」と判断されるでしょう。

「お箸の持ち方くらいで生まれや育ちを判断されてはたまらない」と思うかもしれません。

たしかにそのとおりです。

お箸の持ち方くらいで内面を判断されてはたまりません。

「きちんと私の内面を見てほしい」「もっと深く付き合ってから判断してほしい」と思うのが正直なところでしょう。

しかし、いくらあなたがそう思っても世間は違います。

世間は、お箸の持ち方で人の良しあしを判断します。

お箸の持ち方は、食事マナーにおける基本です。

食事マナーの基本すらできていないと「食事マナーがなっていない」と思われるでしょう。

「きちんとしつけのできない親だったのだね」と、悪印象が親に及ぶ可能性もあります。

場合によっては「頭が悪そう」と思われてしまうケースもゼロではありません。

いつの間にか自分のことを「頭が悪そう」「品がない」「育ちが悪い」など誤解されるのは不本意でしょう。

いくら自分が「そうではない」と主張したところで、お箸の持ち方が悪いと、悪い誤解を招く現実があります。

ルックスがよかろうと身だしなみが整っていようと、お箸の持ち方が悪いとすべて台無しです。

相手に迷惑をかけることはなくても、自分の印象が悪くなり、知らず知らずのうちに損をすることになります。

正しいお箸の持ち方

お箸は「使えればいい」と安易に考えるのではなく、正しい持ち方を心がけましょう。

お箸の正しい持ち方は次のとおりです。

お箸の持ち方は慣れが大切です。

手先が不器用で慣れないうちは苦労しますが、続けていくうちにだんだん手先が動くようになります。

いま一度、お箸の持ち方を見直そう

お箸の持ち方を見直してみてください。

おかしな持ち方になっているなら今すぐ直しましょう。

ビジネスでもプライベートでも、人前で食事をする場面があるでしょう。

きちんとした持ち方ができるほうがあなたにとって好印象です。

大恥をかく前に直しておくのが賢明です。

食事に不便はなくても、できるだけ美しい持ち方のほうが好印象です。

食べることを楽しむ方法(16)
  • お箸は、正しい持ち方を心がける。
組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。

食べることを楽しむ30の方法

食べることを楽しむ30の方法
  1. 食欲が湧いたから食べるのではない。<br>食べるから食欲が湧く。
    食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
  2. おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。<br>おいしく味わった人が幸せになる。
    おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
    おいしく味わった人が幸せになる。
  3. 忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
    忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
  4. 食べたいものから食べよう。<br>後回しにしていると、ろくなことにならない。
    食べたいものから食べよう。
    後回しにしていると、ろくなことにならない。
  5. なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
    なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
  6. 高級なものが贅沢な食事とは限らない。<br>贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
    高級なものが贅沢な食事とは限らない。
    贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
  7. 料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
    料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
  8. 食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
    食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
  9. たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
    たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
  10. 「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
    「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
  11. 小食にコンプレックスを持つ必要はない。
    小食にコンプレックスを持つ必要はない。
  12. 歯を大切にしてしすぎることはない。<br>おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
    歯を大切にしてしすぎることはない。
    おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
  13. 甘いものに興味がないふりをしないでください。
    甘いものに興味がないふりをしないでください。
  14. なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
    なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
  15. 「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
    「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
  16. お箸の正しい持ち方ができていますか。
    お箸の正しい持ち方ができていますか。
  17. 組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
    組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
  18. あなたは食のレポーター。<br>コメントしながら食べてみよう。
    あなたは食のレポーター。
    コメントしながら食べてみよう。
  19. 食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
    食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
  20. 食事を取らないことが、ミスを増やす原因。<br>きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
    食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
    きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
  21. 食事中にため息をつくのは、マナー違反。
    食事中にため息をつくのは、マナー違反。
  22. 飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
    飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
  23. うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。<br>それが問題だ。
    うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
    それが問題だ。
  24. 便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
    便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
  25. 食べることで、楽しめるようになる。
    食べることで、楽しめるようになる。
  26. 苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。<br>奇跡が起こるかもしれない。
    苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
    奇跡が起こるかもしれない。
  27. デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
    デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
  28. 食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
    食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
  29. その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。<br>だからあなたは、それを食べる。
    その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
    だからあなたは、それを食べる。
  30. 私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。
    私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

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