モテるためにお店の勉強をする人がいます。
「人気者になるには、いろいろな飲食店に詳しくならなければいけない」
「デートを成功させるには、高級レストランを知っておかなければいけない」
「できる幹事になるためには、飲食店情報に詳しくなっておかなければいけない」
たしかに飲食店や高級レストランに詳しいほうが、モテるうえでプラスに働くのは事実です。
お店に詳しいと頼りがいがあります。
「顔が広い」「知識が豊富」「臨機応変に対応できる」といた印象を与えるでしょう。
必要に応じてさっと紹介できればかっこいい。
「おいしいお店はないかな?」と聞かれたとき「こんなお店はどう?」とさっと紹介できると、スマートな印象を与えます。
たくさんのお店を知っていて、そのときの気分や雰囲気に応じたお店を選べば、人付き合いもスムーズです。
飲食店情報に詳しいことは、人間関係を円滑にする知識になり、武器となります。
いざというときに力を発揮するでしょう。
では、モテるためにはお店に詳しくなる必要があるかというと、そうではありません。
飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はありません。
知っている飲食店が少なくても大丈夫です。
もちろん高級レストランに詳しくなくても問題ありません。
お店に詳しくなることは義務でもなければ強制でもありません。
知っているお店は少なくてもいいのです。
あなたの周りの人たちを見てください。
お店に詳しい人は頼りがいがあって輝いて見えるものですが、その限りではありません。
飲食店に詳しくなくても、人気者の人もいるでしょう。
高級レストランを知らなくても、スムーズにデートを進めている人もいるでしょう。
飲食店に詳しくなくても、幹事を成功させている人もいるはずです。
お店を知らないからといって恥ずかしがることはありません。
いろんなお店を知っていることは役立つ知識であり好都合なことですが、知らなくても問題ありません。
もし知らなければ、その都度ネットで調べればいいことです。
あるいは、臨機応変に対応して、偶然の出会いを楽しめばいいことです。
「知らなければいけない」という考え方には注意してください。
マストの考え方になると、新しいお店の開拓が義務的になってしまいます。
「どんなお店だろう」という純粋な気持ちが半減して、純粋な食の世界を楽しめなくなります。
モテるために嫌々お店を開拓するのは本末転倒です。
無理に勉強したりお店の開拓に義務を感じたりする必要はありません。
お店に詳しくなることは、あくまで結果です。
まず自分のためにお店を新規開拓していきましょう。
あくまで自分が楽しむために、いろいろなお店を楽しんでいけばいい。
お店に詳しくなるのは結果論です。
いろんなお店を知ることになり、結果として人に紹介できたりデートや宴会の際に活用できたりします。
楽しみながらいろんなお店を開拓していき「いつの間にか詳しくなっていた」という状態が理想です。