執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

18

あなたは食のレポーター。コメントしながら食べてみよう。

あなたは食のレポーター。コメントしながら食べてみよう。 | 食べることを楽しむ30の方法

テレビでレポーターがコメントを述べながら食べるシーンを見かけることがあります。

視聴者に向かって言います。

「わあ、おいしそうな料理が出てきました」

「とても色がきれいで、食欲が湧いてきますね」

「ああ、いい香りがします」

「口の中に入れた瞬間、すうっと溶けていきました」

「本当にまろやかな味ですね」

「表面はさくさくしているのに、中はしっとりしていますね」

「やみつきになりそうですね」

「これならいくらでもおかわりができますね」

テレビでは、視覚情報を伝えることはできても、味覚情報を伝えることはできません。

視聴者に味が伝わるよう、いろんな表現を使いながら上手にコメントしていきます。

「うまい表現をするなあ」「わかりやすいコメントだなあ」と感心しますね。

ここにあなたの食の可能性を広げるポイントが隠れています。

ぜひあなたも、食のレポーターになってください。

コメントしながら食べてみるのです。

食のレポーターになったつもりでコメントしながら食べてみる

食事をいただく際、食のレポーターになったつもりで、コメントしながら食べてみましょう。

目の前にカメラがあって、全国の視聴者に説明するものと想像してみます。

レポーターになったつもりで食事の説明をしながら食べてみましょう。

コメントは「ポジティブ」が条件です。

シンプルな言葉でも、平凡な表現でもかまいません。

自分が食のレポーターになったつもりで食べてみましょう。

遊び心を大切にしながら、恥ずかしがらずにいろんなコメントをしていきましょう。

小難しく考えず、感じたことを直感的に表現していくだけです。

「おいしそうな食事が出てきました」

「きれいな色でおいしそうですね」

「いい香りがして、食欲が湧いてきます」

「口の中が癒されます」

「外は冷たいのに、中は温かいですね」

「口の中にまろやかな味わいが広がりました」

直接口に出してもいいですが、声に出すのが恥ずかしいなら心の中で思うだけでもOKです。

おいしくないと感じたときは、「変わった味」「面白い味」などの表現に言い換えましょう。

コメントしながら食べると、普段の食事が豊かに感じられる

コメントしながら食べると、食事にしっかり意識が向きます。

注意力や観察力が高まって、五感も鋭くなり、普段の食事が豊かに感じられるでしょう。

100パーセント効果があるので試さない手はありません。

毎日食べ慣れている食事であっても、いつも以上においしく味わえるはずです。

レポーターになるのに資格はいりませんから、どんどん積極的にコメントしてください。

食の世界が広がって味わい深くなります。

食事の長所やおいしさに注意が向くので、普段以上においしく感じられるのです。

食べることを楽しむ方法(18)
  • 食のレポーターになったつもりで、コメントしながら食べてみる。
食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。

食べることを楽しむ30の方法

  1. 食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
  2. おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
    おいしく味わった人が幸せになる。
  3. 忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
  4. 食べたいものから食べよう。
    後回しにしていると、ろくなことにならない。
  5. なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
  6. 高級なものが贅沢な食事とは限らない。
    贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
  7. 料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
  8. 食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
  9. たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
  10. 「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
  11. 小食にコンプレックスを持つ必要はない。
  12. 歯を大切にしてしすぎることはない。
    おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
  13. 甘いものに興味がないふりをしないでください。
  14. なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
  15. 「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
  16. お箸の正しい持ち方ができていますか。
  17. 組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
  18. あなたは食のレポーター。
    コメントしながら食べてみよう。
  19. 食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
  20. 食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
    きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
  21. 食事中にため息をつくのは、マナー違反。
  22. 飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
  23. うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
    それが問題だ。
  24. 便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
  25. 食べることで、楽しめるようになる。
  26. 苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
    奇跡が起こるかもしれない。
  27. デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
  28. 食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
  29. その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
    だからあなたは、それを食べる。
  30. 私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION