執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

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便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。

便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。 | 食べることを楽しむ30の方法

スムーズな食を妨げる、ひそかな大敵がいます。

それは「便秘」です。

便秘と聞いて「自分のこと?」とどきっとしている人もいるのではないでしょうか。

悩みのタネであり、食生活に悪影響を及ぼすトラブルです。

便秘になっていると、スムーズに食を楽しめません。

目の前においしい食事があっても、便秘のことが頭にあると純粋に喜べません。

「お通じが悪いのに食べていいのかな」

「便秘を悪化させてしまいそう」

「ますますおなかがぱんぱんになってしまう」

「おいしくてもっと食べたいけど、我慢したほうがいいのかな」

便秘のことが頭にあると、食べることに不安が生じ、抵抗感を覚えます。

食べ方や味わい方にブレーキをかけてしまう。

食べる量が少なめになったり、おいしくても素直に喜べなくなったりします。

特に便秘がひどいときとなると、何を食べても罪悪感を覚えることになるでしょう。

便秘になっていると、純粋に食を楽しめなくなってしまいます。

便秘改善の7つのポイント

便秘の人は改善に取りかかりましょう。

便秘改善には、次の7つのポイントが有効です。

  1. しっかり水分を取ること
  1. 発酵食品を食べること
  1. 食物繊維のあるものを食べること
  1. 朝食後に排便の習慣をつけること
  1. 朝昼晩の3食のリズムを整えること
  1. 適度な運動を心がけること
  1. ストレスをためないこと

もともと便秘体質で慢性的なケースもあるでしょうが、だからといって諦めてはいけません。

諦めると、改善できることも改善できなくなります。

安易に便秘薬を頼るのではなく、まず生活習慣から見直していきましょう。

お通じのチャンスは「朝」にある

お通じのチャンスは「朝」にあります。

朝食を取って胃に食べ物が入ると「胃結腸反射」と呼ばれる生理現象が起こり、自然に便意をもよおす仕組みがあります。

ところが朝にばたばたしていると、緊張とストレスによって胃結腸反射が抑えられ、自然な排便が起こらなくなります。

朝は、ばたばたするのではなく、余裕を持って過ごしましょう。

朝はきちんと朝食を取りつつ時間にゆとりを持つことで、自然な便意が起こり、便秘解消につながります。

便秘を改善することは、食生活を改善することにつながる

きちんと便秘を改善すれば、心も体も軽くなります。

おいしいものを食べたとき、素直に「おいしい」と喜べます。

おかわりがほしいときも、さっとおかわりができます。

心おきなく食べることができ、純粋に食を楽しめるようになります。

今まで何度も挫折した人でも「今度こそ!」という前向きな気持ちを持って取り組んでください。

便秘を改善することは、食生活を改善することにつながります。

食べることを楽しむ方法(24)
  • 便秘で悩んでいる人は、仕方ないと諦めるのではなく、きちんと解消に向けた改善を行う。
食べることで、楽しめるようになる。

食べることを楽しむ30の方法

  1. 食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
  2. おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
    おいしく味わった人が幸せになる。
  3. 忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。
  4. 食べたいものから食べよう。
    後回しにしていると、ろくなことにならない。
  5. なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。
  6. 高級なものが贅沢な食事とは限らない。
    贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。
  7. 料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。
  8. 食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。
  9. たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。
  10. 「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。
  11. 小食にコンプレックスを持つ必要はない。
  12. 歯を大切にしてしすぎることはない。
    おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。
  13. 甘いものに興味がないふりをしないでください。
  14. なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。
  15. 「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。
  16. お箸の正しい持ち方ができていますか。
  17. 組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。
  18. あなたは食のレポーター。
    コメントしながら食べてみよう。
  19. 食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。
  20. 食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
    きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。
  21. 食事中にため息をつくのは、マナー違反。
  22. 飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。
  23. うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
    それが問題だ。
  24. 便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。
  25. 食べることで、楽しめるようになる。
  26. 苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
    奇跡が起こるかもしれない。
  27. デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。
  28. 食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。
  29. その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
    だからあなたは、それを食べる。
  30. 私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

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