「おや、見慣れない食べ物がある。これはなんていう名前なのだろう?」
日常では時折、初めて見る料理や食べ物と出会うことがあります。
珍しい魚や初めて見る野菜ということもあるでしょう。
郷土料理や異国料理ということもあるでしょう。
普通はメニューやネームプレートに書かれているはずですが、すべてがその限りではありません。
意外と書かれていないケースも多い。
「どんな名前なのだろう。ちょっと気になるなあ」
何気ない場面ですが、ここは大切な瞬間です。
名前がわからなくて興味が出てきたら、お店の人に聞いてみましょう。
「これはなんていう食べ物ですか」
お店の人は親切に答えてくれるでしょう。
さて、名前を聞いて「なるほど」と思えば、その後が大切です。
名前を聞くのはいいのですが、聞くだけで終わる人が多い。
なるほどと思うのはいいのですが、そこで終わるのは要注意。
「へえ、そういう名前なのか」で終わります。
忘れないようにきちんとメモしておきましょう。
自分の記憶力を当てにしてはいけません。
人間は忘れる生き物です。
時間が経てばすぐ忘れます。
一度聞いただけで完全に覚えられる人はなかなかいません。
そのときは覚えられると思っても、しばらくすれば「名前は何だったかな?」となるのがオチです。
基本的に忘れるものという前提で考えてください。
大切なのは、メモを取ることです。
すぐメモを取ってください。
手元にメモ帳やボールペンがなければ、手持ちのスマホのメモ機能を使ってもOKです。
学びのチャンスと考えてください。
チャンスは流れ星です。
目の前に現れた瞬間につかむことが大切です。
新しい名前を聞いたら、忘れないうちにメモを取りましょう。
新しい名前を覚えることで、食の世界観が広がります。
新しい食べ物の名前を1つ覚えただけであっても、一歩前進です。
ちょっとしたことですが、新しい名前を1つ覚えた分だけ食の世界が広がりました。
せっかく新しい名前を覚える機会ですから、貴重なチャンスとして生かすことが大切です。
メモさえすれば、後から消さないかぎり残り続けます。
いつでも何度でも復習できます。
大切なのは、記憶力より記録力です。
記憶力は年齢とともに衰えますが、記録力は年齢に関係なく鍛えられます。
後から人に説明するとき、うろ覚えでも、メモを見返せばすぐ思い出せます。
きちんとメモを取る姿を見せれば、相手も「教えたかいがあった」と喜んでくれます。
あなたのメモする姿に触発され、役立つ豆知識や面白いトリビアを教えてもらえるかもしれません。