執筆者:水口貴博

普通の日常を食のワンダーランドに変える30の方法

25

あなたは「食後の余韻」を大切にしているか。

あなたは「食後の余韻」を大切にしているか。 | 普通の日常を食のワンダーランドに変える30の方法

映画を見終わったら、余韻があります。

ゆっくり流れるエンドロールを見つめながら、しばらく心地よい余韻が心に広がります。

映画のいろんな場面が走馬灯のように浮かんできて、何とも言えないしみじみした感覚が心に広がります。

エンドロールが始まってから、涙が浮かんだり鳥肌が立ったり心が震えたりすることも少なくありません。

素晴らしい映画は余韻も素晴らしい。

余韻を味わうことは映画の醍醐味だいごみの1つです。

さて、余韻を味わうのは映画に限ったことではありません。

私たちの普段の食事でも、きちんと余韻を味わうことが大切です。

食事をしたら、余韻を味わう

食事が「食べるだけ」で終わっていないでしょうか。

もちろん食べることも大切ですが「ただ食べればいい」「ただ腹を満たせればいい」と考えるのでは味気ない。

ぜひ食べ終わった後の時間も味わってください。

それが「食後の余韻」です。

どんな食事にも「食後」があります。

食事の際は、できるだけ心地よい余韻が残るように心がけましょう。

食事が終えたら、すぐ席を立つのではなく、しばらく余韻を楽しみましょう。

食後の余韻を味わうことも、食の楽しみの1つです。

余韻は、楽しもうと意識しないと楽しめません。

ちょっと振り返って思い出すだけでいいのです。

料理はもう食べ終わっていて目の前にはありませんが、思い出して振り返ることならできるはずです。

「こういう味だったね」

「これがおいしかったね」

「こんな感触だったね」

丁寧に思い出していけば、心の中に静かな感動が広がります。

余韻を味わうと、まだ口の中に味が残っているかのような感覚を楽しめるでしょう。

食事を振り返れば、それだけ長く余韻を味わえます。

1分でも長く余韻を味わえば、それだけ印象的になります。

これが「一つ一つの食事を大切にする」ということです。

食後の余韻は、1分1秒でも長くする

私たちは、1日3回の食事が基本です。

つまり、余韻を楽しむチャンスが1日3回あるということです。

私たちは毎日、食後の余韻を楽しむチャンスと対面しています。

このささいな点に気づくかどうかです。

ただ食後の余韻を感じるだけではありません。

食後の余韻は、1分1秒でも長くしてください。

目をつぶってみたり呼吸を整えたりします。

感謝の気持ちを込めて「ごちそうさま」と言うことも大切です。

そうすれば、心地よい余韻が長続きします。

これまで食事を味わうことしか考えていなかったなら、これからは食後の余韻を味わうことも取り入れてください。

食後の余韻を長くすることは、幸せな時間を長くすることです。

食べ終わっていても、余韻が続いている間は食事が続いています。

食後の余韻を大切にすることは、食の質を高めることにつながります。

余韻を味わう習慣ができれば、あなたの食生活はワンランクアップします。

少しでも心地よい余韻にして、少しでも余韻を長く味わいましょう。

食後の余韻を楽しめるあなたは、素晴らしいのです。

普通の日常を食のワンダーランドに変える方法(25)
  • 「食事」だけでなく「食後の余韻」にも意識を向け、きちんと心から味わう。
  • 少しでも心地よい余韻にして、少しでも余韻を長く味わう。
飲食店は、日常に点在するピット。

普通の日常を食のワンダーランドに変える30の方法

  1. 食のワンダーランドに行くのではない。
    今いる場所を食のワンダーランドにするのだ。
  2. お食事券は、早めに使おう。
    もたもたしていると、後悔することになる。
  3. お気に入りの音楽をBGMにすれば、いい雰囲気で食事ができる。
  4. あなたは、食の魔法使い。
    お店に入って一言唱えるだけでいい。
  5. 食べっぷりの褒め言葉は、人に言うものとは限らない。
    自分に対して言ってもいい。
  6. 新しい料理との出会いは、行きつけのお店にある。
  7. 週末は、外食をするベストタイミング。
  8. 1人で食事をするときは、自分と仲良く過ごす時間。
    自分と向き合って食べていることをイメージする。
  9. カフェ巡り・スイーツ巡りも、素晴らしい趣味。
  10. 料理は、見るのではなく見つめるもの。
    7秒見つめたら、恋に落ちている。
  11. 食欲旺盛がいけないのではない。
    食べすぎるのがいけないのだ。
  12. 素晴らしい絶景は、食品売り場にある。
    食品売り場こそ、食のワンダーランド。
  13. 食のワンダーランドは、あなたの手のひらにある。
  14. 初めて聞く食べ物は、忘れないうちにメモをする。
  15. 新しいお店は「いつもと違った道」にある。
  16. あなたの人生を変えてくれるお店は、どこかにきっとある。
  17. お気に入りのエコバッグを持参すると、買い物がエンターテインメントの時間になる。
  18. お食事券のプレゼントは、食体験のプレゼント。
  19. 食べ歩きが許される場所は、食べ歩きを楽しむチャンス。
    ちょっとした非日常感を味わえるだろう。
  20. 新しいお店を開拓したいと言いつつ、新しいお店を避けていないか。
  21. 季節の先取りは、ファッションに限ったことではない。
    食においても大切なこと。
  22. あなたの舌は、ダンス会場。
    舌の上で食べ物を踊らせよう。
  23. 食事をする時間を「夢の時間」と考える。
  24. 今年一番のアタリのお店に、大切な人を招待する。
  25. あなたは「食後の余韻」を大切にしているか。
  26. 飲食店は、日常に点在するピット。
  27. 出前のメリットは、手間暇を省けることだけではない。
    ユニークな食体験を楽しめること。
  28. 合言葉キャンペーンは、勇気を鍛えるキャンペーン。
  29. あなたは、食の冒険者。
    おいしいものを探す旅に出かけよう。
  30. いつか行ってみたいお店に今すぐ行こう。
    本気になれば、今日中に実現できるはずだ。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION