執筆者:水口貴博

普通の日常を食のワンダーランドに変える30の方法

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食のワンダーランドは、あなたの手のひらにある。

食のワンダーランドは、あなたの手のひらにある。 | 普通の日常を食のワンダーランドに変える30の方法

食事の際、どちらの手で食べていますか。

利き手を使って食べている人がほとんどでしょう。

私たちは普段、利き手を使って食べているものです。

右利きなら右手で食べ、左利きなら左手で食べているはずです。

ここに、新しい食体験のチャンスがあります。

たまには利き手でないほうの手で食べてみてください。

同じ食べ物でも、利き手でないほうの手で食べると、違った食べ物に感じてきます。

たまには利き手でないほうの手で食べてみよう

お箸を使うとき、スプーンを使うとき、手づかみのとき。

同じ食べ物でも、利き手でないほうの手で食べると、いつもと違った感覚になります。

食べる角度が変わります。

食べ方が変わります。

食べるスピードが変わります。

ストレスもちょっとだけ感じるでしょう。

利き手でないほうは不器用なので、たどたどしくゆっくりした動きになるはずです。

コップを持って飲むときも、利き手でないほうの手で持って飲むと、ちょっと新鮮な感じがするもの。

使い慣れているはずのコップであっても、初めて触れるような感覚を覚えるでしょう。

ナイフとフォークであれば、それぞれ逆にして使ってみてください。

ぎこちない感じになりますが、これはこれで不思議な感覚を楽しめるでしょう。

マナー違反の心配をする人もいるかもしれませんが、心配は不要です。

食事マナーに「利き手を使わなければいけない」というルールはありません。

あくまで食べるときの手を逆にするだけのことです。

食事を粗末にするわけではないためマナーとしても問題ありません。

味覚にも影響を与える

利き手でないほうの手で食べてみると、味覚にも影響を与えます。

同じ食べ物でも違った食べ物に感じてくるでしょう。

たとえば、お茶碗ちゃわんのごはんをいただく際、利き手でないほうの手を使って食べてみましょう。

たどたどしい動きになりますが、それがいいのです。

箸がうまく使えず、ゆっくりのペースになるでしょう。

食べるペースがスローになって、じっくり味わうことになるでしょう。

いつもと違った感覚になるので、新鮮な体験になるでしょう。

初めて食べるかのような錯覚を覚えることもあります。

ゆっくり食べることで食べすぎの抑止にもつながります。

次の食事は、ぜひ利き手でないほうの手で楽しんでみませんか。

これはこれで新しい食体験です。

利き手だけでなく、利き手でないほうの手でも楽しめば、楽しみも味わいも2倍に膨らみます。

食のワンダーランドは、あなたの手のひらにあるのです。

普通の日常を食のワンダーランドに変える方法(13)
  • たまには利き手でないほうの手を使って、食事をしてみる。
初めて聞く食べ物は、忘れないうちにメモをする。

普通の日常を食のワンダーランドに変える30の方法

  1. 食のワンダーランドに行くのではない。
    今いる場所を食のワンダーランドにするのだ。
  2. お食事券は、早めに使おう。
    もたもたしていると、後悔することになる。
  3. お気に入りの音楽をBGMにすれば、いい雰囲気で食事ができる。
  4. あなたは、食の魔法使い。
    お店に入って一言唱えるだけでいい。
  5. 食べっぷりの褒め言葉は、人に言うものとは限らない。
    自分に対して言ってもいい。
  6. 新しい料理との出会いは、行きつけのお店にある。
  7. 週末は、外食をするベストタイミング。
  8. 1人で食事をするときは、自分と仲良く過ごす時間。
    自分と向き合って食べていることをイメージする。
  9. カフェ巡り・スイーツ巡りも、素晴らしい趣味。
  10. 料理は、見るのではなく見つめるもの。
    7秒見つめたら、恋に落ちている。
  11. 食欲旺盛がいけないのではない。
    食べすぎるのがいけないのだ。
  12. 素晴らしい絶景は、食品売り場にある。
    食品売り場こそ、食のワンダーランド。
  13. 食のワンダーランドは、あなたの手のひらにある。
  14. 初めて聞く食べ物は、忘れないうちにメモをする。
  15. 新しいお店は「いつもと違った道」にある。
  16. あなたの人生を変えてくれるお店は、どこかにきっとある。
  17. お気に入りのエコバッグを持参すると、買い物がエンターテインメントの時間になる。
  18. お食事券のプレゼントは、食体験のプレゼント。
  19. 食べ歩きが許される場所は、食べ歩きを楽しむチャンス。
    ちょっとした非日常感を味わえるだろう。
  20. 新しいお店を開拓したいと言いつつ、新しいお店を避けていないか。
  21. 季節の先取りは、ファッションに限ったことではない。
    食においても大切なこと。
  22. あなたの舌は、ダンス会場。
    舌の上で食べ物を踊らせよう。
  23. 食事をする時間を「夢の時間」と考える。
  24. 今年一番のアタリのお店に、大切な人を招待する。
  25. あなたは「食後の余韻」を大切にしているか。
  26. 飲食店は、日常に点在するピット。
  27. 出前のメリットは、手間暇を省けることだけではない。
    ユニークな食体験を楽しめること。
  28. 合言葉キャンペーンは、勇気を鍛えるキャンペーン。
  29. あなたは、食の冒険者。
    おいしいものを探す旅に出かけよう。
  30. いつか行ってみたいお店に今すぐ行こう。
    本気になれば、今日中に実現できるはずだ。

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