脱いだ服を無造作に放置していませんか。
心当たりがあれば要注意です。
自宅に帰って疲れていると、服をそのまま脱ぎ捨てる人もいるでしょう。
たしかに疲れているときは、脱いだ服が無造作になりがちです。
元気がなくてへとへとのときは、1分1秒でも早くリラックスしたいもの。
脱いだ服のことまで気が回らないこともあるでしょう。
丁寧に服を置いたりたたんだりする余裕はないかもしれません。
だからといって無造作に脱ぎ捨てるのはよくありません。
まず部屋の中が散らかります。
部屋が散らかると、不快感が漂って居心地が悪くなります。
床に放置していると、服に染み付いた汗が蒸発して、汗臭いにおいが部屋に充満するでしょう。
無造作に脱いだ服を放置していると、洗濯忘れも起こりやすくなります。
放置された服もかわいそうです。
では、脱いだ服はどうすればいいか。
きちんと洗濯かごに入れましょう。
ジャケット類はハンガーに掛けましょう。
脱いだ服は洗濯かごに入れましょう。
生活マナーの基本です。
服を脱いだからちょっとだけ頑張ってください。
疲れていても、洗濯かごのところまで持っていってください。
たたむことができればいいですが、疲れているときは、普通に入れるだけで十分です。
手間暇がかかるとはいえ、大変なことではないはずです。
疲れていても、一踏ん張りならできるでしょう。
「面倒くさいな」と思ったら、バスケットボールでシュートを決めるイメージをしてください。
洗濯かごに向けて、シュートです。
遊び心があれば面白い感覚が生まれて、動きやすくなるでしょう。
「あなたのシュートで1点が決まれば、チームが勝利する」
そんな様子をイメージすれば「えいや!」と気合も入るはずです。
生活向上に関わる、日々の心がけです。
脱いだ服を洗濯かごに入れるだけでずいぶん違います。
洗濯かごに入れておけば、洗濯するとき、洗濯忘れを防げます。
脱ぎ捨てた衣類で散らからず、すっきり快適です。
部屋に充満する汗のにおいが軽減され、部屋が快適になります。
誰かに注意されて心がけるのではなく、自分から心がけましょう。
一度習慣にしてしまえば、後は体が勝手に動き始めます。
清潔感のある生活のために、大切なマナーです。