「誰かに守ってもらう」という思考には注意してください。
騙されない生き方をするためには、依存から脱却して、自立心を養うことが重要です。
「親や家族に守ってもらう」
「友人や恋人に守ってもらう」
「会社や国に守ってもらう」
誰かに守ってもらいたいと考える人もいるでしょう。
頼りになる存在がいて、ボディーガードのように守ってくれていれば、安心感があって心強いもの。
お世話をしてくれる人がいれば、自分は楽をできて余裕も生まれます。
頼りになる存在であれば、それだけ安心感も増します。
人は1人では生きていけません。
知らず知らずのうちに、誰かの助けを受けながら生きています。
家族に守られ、会社に守られ、国に守られています。
少なからず誰かに守ってもらう状況は、すべての人にあるでしょう。
だからといって、自分から進んで「誰かに守ってもらおう」と考えるのはよくありません。
気持ちが引き締まらず、自立心や責任感が育ちません。
依存心がエスカレートして、トラブルを招くもとになります。
「誰かに守ってもらう」という思考では、自分に甘くなります。
自分を律するエネルギーが生まれません。
気持ちがたるんで、自分にむちを打つこともありません。
他者依存が強くなり、なかなか自己管理能力が養われません。
リスクを甘く考えるようになり、責任や意識も低下します。
緊張感のない日々を送ることになるでしょう。
生きる姿勢も受動的になり、言われるがままになることが増えます。
騙されないためには、リスクに対する注意力が必要です。
「誰かに守ってもらう」という思考では、依存から脱却できず、注意力も自立心も養われません。
不審な存在が近づいてきても、不安や恐怖を感じなくなります。
あっさり詐欺に引っかかってしまうのです。
自分の身は自分で守りましょう。
「自分の身は自分で守る」という思考になることです。
気持ちが引き締まって気合が入ります。
自分の判断や決断に責任を感じるようになり、注意力が高まります。
一つ一つのアクションが慎重になる。
五感が研ぎ澄まされ、ちょっとした異変にも敏感に反応するようになります。
怪しい話を持ちかけられても「うさんくさい」という直感が働きます。
不審な存在が近づいてきたとき「危ない」「逃げろ」といった危機感を覚えます。
結果として、騙されなくなります。