執筆者:水口貴博

人生に行き詰まったときの30の言葉

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勉強のときだけ、吸収を意識するのではない。体験のときも、意識すると吸収力が高まる。

勉強のときだけ、吸収を意識するのではない。体験のときも、意識すると吸収力が高まる。 | 人生に行き詰まったときの30の言葉

勉強で物事を覚えるときは、意識したほうがスムーズです。

教科書を読むとき、ぼうっと活字を眺めるだけではなかなか自然に覚えられません。

やはり吸収を意識したほうが、頭に入りやすくなって覚えやすくなります。

吸収する意識は、記憶力を高める魔法の薬です。

記憶力が高まって、内容が頭にすっと入ってきます。

受験生であれば、心の中で「きちんと覚えよう」「しっかり吸収しよう」と念じながら目で活字を追っているでしょう。

さて、本題はここからです。

意識すると吸収力が高まるのは「勉強」に限った話ではありません。

「体験」においても、意識すると吸収力が高まります。

体験も意識したほうが吸収力が高まる

遊び、旅行、映画鑑賞。

「ただ体験すればいい」という考えはやめることです。

ぼんやりしながらする体験は、受け身になります。

受け身では、体験できても吸収が弱くなります。

すぐ忘れたり、記憶が曖昧になったりします。

大切なのは「吸収する意識」です。

「吸収する」と意識しながら取り組むことが大切です。

遊ぶときも、ぼうっとしながら楽しむのではありません。

吸収を意識しながら遊んだほうが、心の底からしっかり遊べます。

遊びが勉強のようになり、意義を感じられるようになります。

物事の刺激がストレートに頭に入ってきて、記憶に残りやすくなります。

旅行においても、吸収を意識しながら飛び込んでいきましょう。

吸収を意識すれば、すべて克明に感じられるようになり、頭に残って身につきます。

観光地の光景が目に焼き付きます。

変わった味の料理も、おいしく感じられるようになるでしょう。

慣れない言葉も文化も雰囲気も、不思議と面白く感じ、忘れられません。

刺激のシャワーを、全身で受け止めることが大切です。

見るもの・聞くもの・触れるもののすべてに感動でき、しっかり吸収できます。

旅行のすべての体験が学びとなり、楽しさがアップします。

旅行の思い出も、頭だけでなく、心にもしっかり残ります。

映画館での映画鑑賞も同じです。

映画館には、巨大なスクリーン、本格的な音響設備、荘厳な雰囲気があります。

リアリティーが十分にあるため、体験の一種と言っていいでしょう。

ぼんやりスクリーンを眺めるのではありません。

「吸収する」と意識しながら鑑賞しましょう。

集中力が高まって、ストーリー構成、セリフの一言一言、役者の一挙手一投足をしっかり吸収できるようになります。

体験も勉強の1つ

体験も勉強の1つです。

勉強で「吸収する」と意識するなら、体験でも「吸収する」と意識するのが自然でしょう。

体験においても「吸収する」と意識したほうが、五感が研ぎ澄まされ、吸収力が高まります。

見るもの・聞くもの・触れるもののすべてが、血となり肉となります。

体験による価値と学びを、いっそう引き出せるようになるのです。

人生に行き詰まったときの言葉(21)
  • 何かを体験するときは「吸収する」と意識して、価値と学びをいっそう引き出す。
逃げ切れないとわかったら、真っ向から立ち向かえ。

人生に行き詰まったときの30の言葉

  1. あなたの失敗は、ちょっと転んだだけのこと。
    また起き上がって歩き始めればいい。
  2. 壁にぶつかったときは、こうつぶやこう。
    「これだから人生は面白い」
  3. 不可能の壁に当たったら、人生のターニングポイントにする。
  4. 文句を我慢しても、精神衛生上よくない。
    限度を超えた迷惑は、きちんと言ったほうがいい。
  5. 間違えたのではない。
    勉強すべきところを見つけたのだ。
  6. 「楽しまなければいけない」と思うと、逆に楽しめない。
    「楽しもう」と思うと、スムーズに楽しめる。
  7. 見送るとき、ドアを閉めてすぐ鍵をかけない人は、優しい人。
  8. 「ダメかもしれない」と考えたところで、いいことは1つもない。
  9. 悔しいときは、思いきり悔しがろう。
  10. トラブルが起こったら、こう叫ぼう。
    「ナイス、トラブル!」
  11. 「驚いたら負け」と思っている人は、楽しい人生を送れない。
  12. 仲直りは、まず心の中で「ごめんなさい」と謝ることから始まる。
  13. いらいらしたときは、とにかく歩こう。
    歩いた距離に比例して、気持ちが静まってくる。
  14. 人に挨拶することは、人生に挨拶すること。
    人に明るく声をかければ、運気が高まる。
  15. 人のトラブルを、すべて自戒にする一言。
    「自分も人のことは言えない」
  16. 無駄と思えば、無駄になる。
    ためになると思えば、ためになる。
  17. アクシデントが起こったら、今まで一番つらかったことを思い出そう。
  18. 外に出たくない日もあっていい。
    家にいないとできないことを楽しめばいい。
  19. ブルーになったら、ブルーを見よう。
    不思議と心が落ち着くだろう。
  20. 不機嫌を認めないから、なかなか不機嫌が直らない。
    素直に不機嫌を認めたほうが、早く機嫌が直る。
  21. 勉強のときだけ、吸収を意識するのではない。
    体験のときも、意識すると吸収力が高まる。
  22. 逃げ切れないとわかったら、真っ向から立ち向かえ。
  23. 「大丈夫。
    こんなに空が青いのだから」と言うだけで、前向きになれる。
  24. お金を使ったとき「消えたね」と思わないこと。
  25. 安易なアドバイスなら、最初からしないほうがいい。
  26. 頭の働きが悪くなったときは、肩と首を回してみる。
  27. 人生は、ちょっとの差で変わる。
    「もうちょっとだけ頑張ろう」を繰り返そう。
  28. 「勘違いでした」とごまかすと、なかなか許してもらえない。
    「間違えました」と言えば、すぐ許してもらえる。
  29. いいことがあった人に、素直に「よかったね」と言える人に、幸せが訪れる。
  30. 小さなミスをするより、隠すほうが、罪が大きい。

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