出会ったら、まず覚えたいことが2つあります。
相手の「顔」と「名前」です。
相手の顔と名前を覚えることは、出会いにおける基本です。
当たり前のことと思いますが、意外と忘れがちです。
会ったことがあっても、相手の顔と名前を覚えていなければ無意味です。
顔と名前を覚えていなければ、出会ったことになりません。
相手にも失礼です。
顔と名前さえ覚えていて、初めて出会ったことになります。
顔と名前を覚えることは、出会いのマナーの1つです。
顔も名前も「自然に任せて覚える」という状況が多いのではないでしょうか。
もちろん自然に任せた覚え方も悪くありません。
何度か会っていれば、相手の顔や名前を覚えるでしょう。
意識をしなくても、普通に話しているうちに自然と覚えてしまいます。
しかし、出会いを大切にしたいなら、顔も名前も自然に任せるのではなく、意識的に覚えてください。
顔と名前は何のためにあるのか。
覚えるためにあります。
「覚えられない」とぼやいている場合ではありません。
覚えるのがマナーです。
誰かと出会ったら、まず相手の顔と名前をしっかり覚えましょう。
顔と名前に意識を向けて、しっかり集中して、頭の中に刻み込むのです。
「顔を覚えよう!」
「名前を覚えよう!」
意識するだけで覚えやすくなります。
集中は、記憶力アップのポイントです。
集中することで記憶に残りやすくなり、早く確実に覚えることができます。
「顔を覚えるのが苦手」
「名前を聞いてもすぐ忘れる」
顔や名前を覚えるのが苦手という人もいるのではないでしょうか。
相手の顔や名前を覚えるのが苦手なら、コツがあります。
それは「共通点や類似点を見つける」ということです。
たとえば、相手が猫のような目をしているとします。
「猫のような目だな」と思えば、ユニークに感じて覚えやすくなります。
面白おかしくも感じるので、楽しめるでしょう。
知り合いに同じ名字の人がいるなら「知り合いと同じ名字だね」と思うことで、印象的になって覚えやすくなります。
直接言葉に出して言うわけではなく心の中で思うだけですから、失礼に当たることはありません。
共通点や類似点を見つければ、つながりが生まれて覚えやすくなります。
人間ですから1回で覚えられないこともあります。
むしろ1回で覚えられないことのほうが多いかもしれません。
たとえそうだとしても、できるだけ1回で覚えられるよう意識してみてください。
会うたびに相手の名前を聞くわけにもいきません。
忘れたり勘違いしたりすることもありますが、諦めないことが大切です。
顔も名前も、自然に覚えるものではなく、積極的に覚えるもの。
意識をして顔と名前を覚えることで、より素晴らしい出会いになります。